新築建売大手飯田グループの㈱飯田産業 ハートフルタウンの特徴と性能とは?I.D.S工法とは

㈱飯田産業

新築建売大手飯田グループの㈱飯田産業 ハートフルタウンの特徴と性能とは?I.D.S工法とは

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家探しをしているとき、割安な新築建売に出会ったら、分譲会社を確認すると飯田グループの物件であったという経験があるかもしれません。全国でのシェア率が高いため、出会う確率も高く、スーモ等のポータルサイトの露出も多いため目にとまることが多いかもしれません。スーモ等のポータルサイトでよく目に付くには理由があり、そもそも飯田グループでは、販売の営業マンをかかえず、仲介会社に販売をまかせており、他の新築建売業者と違って、どの仲介会社にも広告制限をかけずにオープンにしていることが多いため、多数の仲介会社が同じ物件を掲載していることにあります。飯田産業は、ハートフルタウンというブランド名で戸建建売事業を展開しています。 また、2022年子会社のオリエンタルホームを吸収合併しております。今回は、飯田グループの6社の中の1社である飯田産業について不動産業界歴20年以上のプロが解説していきます。

・リーブルガーデン:一建設(株)
・ハートフルタウン:(株)飯田産業
・ブルーミングガーデン:(株)東栄住宅
・グラファーレ:タクトホーム(株)
・クレイドルガーデン:(株)アーネストワン
・リナージュ:アイディホーム(株)

株式会社飯田産業の特徴

飯田産業は、飯田グループ6社のうちの1社で、 1977年資本金3,000万円にて会社設立され、2002年
東京証券取引所市場第一部へ上場しておりましたが、2013年11月 飯田グループ6社の統合に伴い設立された飯田グループホールディングス株式会社が東京証券取引所市場第一部上場することにともない、 2013年10月29日上場廃止となっています。 親会社である飯田グループホールディングス株式会社は、現在、東京証券取引所プライム市場に上場しています。

大手建売飯田グループとは

株式会社飯田産業は、大手建売の飯田グループのうちの1社です。

飯田グループは、 一建設(ジャスダック)、飯田産業(東証1部)、東栄住宅( 東証1部 )、タクトホーム(東証1部 )、アーネストワン( 東証1部 )、アイディホーム(ジャスダック)で2013年、経営統合されました。 持ち株会社体制にしているので、各社そのままで事業会社として営業しています。

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一建設株式会社 リーブルガーデンシリーズ

株式会社飯田産業 ハートフルタウンシリーズ

※飯田産業の子会社 株式会社オリエンタルホームは2022年飯田産業に吸収合併されました。

株式会社東栄住宅 ブルーミングガーデンシリーズ

株式会社アーネストワン クレードルガーデンシリーズ

アイディーホーム株式会社 リナージュシリーズ

⑥タクトホーム株式会社 グラファーレシリーズ

飯田グループ以外の大手建売会社

ファースト住建株式会社 ファーストタウンシリーズ

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飯田産業は独自の技術開発力でより高い品質と総合サービス提供をしてきた不動産企業です。長年に渡る様々な試行錯誤を経て、頑強な構造とSI住宅(スケルトン・インフィル)の性能を兼ね備えた『I.D.S-V型工法』の開発を実現しています。特許も取得している国土交通大臣認定『オリジナル耐力壁パネル』柱脚固定金物『TロックII』など、耐震性を高めるオリジナル商品も成功を収めている。換気設備も独自開発するなど、屋内の空気環境の向上にも高い技術を施しています。

飯田グループ6社の中で、タクトホームも飯田産業と同じIDS工法を採用しています。

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I.D.S工法は「木造軸組-パネル工法」とは

I.D.S工法は「木造軸組-パネル工法」です。木造軸組工法の設計自由度と構造用合板パネル工法の耐震性の高さをあわせもった工法です。外壁、1・2階床組、屋根を構造用合板で一体化させ、高い耐震性を実現させています。住宅性能表示制度に対応し、耐震等級(構造躯体の倒壊等防止・損傷防止)・耐風等級劣化対策等級維持管理対策等級・ホルムアルデヒド対策等級最高等級を取得しています。

徹底した工場生産(プレカット・パネル生産)の導入により、職人の技量に左右されない均質な住宅の提供を可能にしています。(物件により、取得する等級が変更になる場合があります。)

住宅性能評価書は設計&建設共に全棟W取得。

また、集成乾燥材や当社独自開発のオリジナル耐力壁パネル(大臣認定を受けた外壁耐力パネル)などの精度・品質のよい部材・設備の使用をしたことで高い評価を受けたI.D.S工法は 「スケルトンインフィル住宅」 の性能を備えています。

この「スケルトンインフィル住宅」の性能を備えたI.D.S工法はライフステージの変化にフレキシブルに対応し、高い耐久性はそのままに間取りの変更が容易にできる永住指向型の住宅です。

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オリジナル固定金物「TロックⅡ」

一般的な柱固定金物で非常に高い性能を持つとされる、「ホールダウン金物(HD20)」約2倍の強度を持つTロックⅡを採用しています。

公的試験機関で「柱の引抜試験」を行った結果、短期基準引抜耐力40.3kNの評価を受けました。

飯田産業 IDS工法の工程

オリジナル耐力壁パネルの開発

I.D.S工法は、平成12年の建築基準法改正後、構造耐力上必要な軸組み等について日本初の国土交通大臣認定を取得し、国が定める最高強度である「壁倍率5.0」の性能があると認められました。

飯田産業が、自信を持つ「耐力壁」はオリジナルです!

住宅の性能については、各住宅メーカーがバラバラの表現をしているので、よく分からないかもしれません。

そんなあなたに、【住宅性能表示制度】があります。

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飯田産業は住宅性能評価付き、耐震等級3が付いている

国土交通省が作った住宅性能表示制度は、住宅に必要な基本性能を【10項目】に区分し、 それぞれ “等級”という形でランク付けし、分かりやすく、かつ色々な建物の性能比較を 可能にしたものです。4分野6項目で最高等級を取得しています。

また、この方法による建物の評価(住宅性能評価)は必ず第三者機関が行う、公正かつ信頼性の高いものです。

その住宅性能評価が標準で必ず付いています。

そして、飯田産業では、耐震等級は3を取得しています。

(3階建住宅は、最高等級を取得できない場合もあります。)

「設計住宅性能評価」「建設住宅性能評価」W取得しています。
住宅性能評価書には、「設計住宅性能評価書」と「建設住宅性能評価書」の2種類がありますが、求められている性能どおりに設計がされているか、また評価を受けた設計どおりに工事が進められているかをチェックできるようになっています。
「設計住宅性能評価書」は設計の段階で目指す性能を設計に取り入れ、設計図書の段階で目指す性能が出ているかどうかの評価結果をまとめたものです。一方で、「設計住宅性能評価書」の性能を満たしているかどうかを、施工段階と完成段階の検査で確認して、その評価結果をまとめたものが「建設住宅性能評価書」です。予め設計住宅性能評価を受けていないと建設住宅性能評価を申請出来ない仕組みになっています。両方とも取得している物件が理想的です。

住宅性能評価付き

耐震等級3

構造の安定に関すること

住宅性能表示 [住宅性能評価書項目:耐震性能]

地震や風の力が加わった時の建物全体の倒壊・損傷のしにくさを評価します。

●耐震等級(構造躯体の倒壊等防止) 等級3 (最高等級) 取得
●耐震等級(構造躯体の損傷防止) 等級3 (最高等級) 取得
●耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止) 等級2 (最高等

温熱環境・エネルギー消費量に関すること

住宅性能表示 [住宅性能評価書項目:温熱環境・エネルギー消費量に関すること]

外皮(外壁、窓など)の断熱性能に加え、設備の性能や創エネルギーを総合的に評価します。

断熱等性能等級 等級4 取得
(仕様変更により一部等級が異なるものもあります)
一次エネルギー消費量等級 等級5 取得
(仕様変更により一部等級が異なるものもあります。

飯田グループ6社のうち一建設とアーネストワンは、 断熱等性能等級 等級5一次エネルギー消費量等級 等級6を取得ています。

スケルトンインフィル住宅とは

スケルトンとは、耐久性を高めた建物の構造体のこと。インフィルは、間取りや設備など内装を指します。

スケルトンインフィル住宅は、簡単に言いますと、将来、リフォームがしやすいですよということです。

この両者を明確に分離すれば、ライフステージや生活スタイルの変化にインフィルの改造で対応できるため、スケルトン自体は長期的に有効活用することが可能になります。

また、経営の合理化のため、販売については、営業をもたず、仲介会社にまかせる仕組みを取り入れています。だからどの仲介会社から購入するかで、諸費用の総額は、全く違ってきます。

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㈱飯田産業のIDS工法耐震実験

様々な高性能アイテムを搭載したI.D.S工法は、はたしてどれくらいの耐震性能があるのか? 当社は、平成13年と平成16年の2回に渡り、他社に先駆けて「耐震性能実験(実物大振動実験)」を行っています。 2回目の実験 では、異なる4種類の大地震(阪神大震災・新潟県中越地震・ロサンゼルス地震・想定関東地震)で続けて揺らしても、倒壊はおろか損傷もしない耐震性能がある事が確認されました。

飯田産業 地震に強いIDS工法

飯田産業の保証システム(最大30年の長期保証)

最長30年の保証は、㈱飯田産業独自のアフターサービスです。引き渡し後は、アフターサービス基準に基づき対応することになります。

弊社住宅の保証体制は下図の通りです。
1.短期保証は、一般のアフターサービスです。2.長期保証は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく瑕疵担保責任です。3.条件付長期保証は、お引渡後10年目以降、10年ごとの外装点検、5年ごとの床下点検とともに、各有償メンテナンス工事を実施していただくことを条件として、お引渡後30年までを限・xとして、長期保証項目について10年間、防虫防蟻について5年間、各延長保証をさせていただくものです。

㈱飯田産業の10年保証

項目、年数、無償補修の対象となる不具合事象、個別免責事項

㈱飯田産業の条件付き長期保証

お引渡後各時期に、所定の点検を実施し、かつ、所定の有償メンテナンス工事を実施していただくことが、保証延長の条件となります。各時期に所定の点検・有償メンテナンス工事を実施した場合、有償メンテナンス工事完了後に、長期保証項目について「10年」、防虫防蟻について「5年」の各延長保証書を発行します。所定の点検・有償メンテナンス工事を実施されない場合は、保証期間は残余期間をもって終了します。外装メンテナンス工事のみの実施では、白蟻等の食害が免責となりますので、防虫防蟻工事を併せてお勧めします。また、防虫防蟻工事のみでは、長期保証項目の延長はございませんので、ご注意下さい。

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飯田産業のようなパワービルダーは企画に特化している

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パワービルダーの特徴として、経営の効率化を図るため、建売の企画の経営資源を特化しています。そのため、物件を売るための販売・営業マンをかかえていないため、販売を仲介会社に任せています。そのため、飯田グループの新築一戸建てを購入する時は、仲介会社から購入することになります。

だから、どの仲介会社から購入するかで、購入のための諸費用が、大きく違います。諸費用を現金で出す方が、低金利で購入できるので、諸費用はできるだけ削減して諸費用をなんとか現金でだすのがお得です。諸費用をお得に購入できる仲介会社を選びましょう。

飯田産業は値段交渉にシビアな傾向がある

飯田産業は、飯田グループの中でも、値段交渉にシビアな傾向があります。飯田グループでは、数字責任は、店長が背負わされるため最終的には本社稟議をまわすものの形だけになっており、店舗レベルである程度、値段の部分はまかされているところが多いです。しかし、飯田産業は、絶対に本社稟議を先にしないといけないため、シビアな判断になることが多い傾向があります。

飯田産業の施工例

施工例
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飯田産業施工例
飯田産業施工例
飯田産業施工例
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飯田産業の物件の取り扱いは、アーバンサイエンスにお任せ下さい。

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