新築建売大手飯田グループ㈱東栄住宅 ブルーミングガーデンの特徴と性能とは?

㈱東栄住宅

新築建売大手飯田グループ㈱東栄住宅 ブルーミングガーデンの特徴と性能とは?

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家探しをしているとき、割安な新築建売に出会ったら、分譲会社を確認すると飯田グループの物件であったという経験があるかもしれません。全国でのシェア率が高いため、出会う確率も高く、スーモ等のポータルサイトの露出も多いため目にとまることが多いかもしれません。スーモ等のポータルサイトでよく目に付く理由としては、そもそも飯田グループでは、販売の営業マンをかかえず、仲介会社に販売をまかせており、他の分譲会社と違って、どの仲介会社にも広告制限をかけずにオープンにしていることが多く、多数の仲介会社が同じ物件を掲載していることにあります。東栄住宅は、ブルーミングガーデンというブランド名で建売事業を展開しています。 飯田グループで唯一、長期優良住宅を採用しているのが特徴です。今回は、飯田グループの6社の中の1社である東栄住宅について不動産業界歴20年以上のプロが解説していきます。

・リーブルガーデン:一建設(株)
・ハートフルタウン:(株)飯田産業
・ブルーミングガーデン:(株)東栄住宅
・グラファーレ:タクトホーム(株)
・クレイドルガーデン:(株)アーネストワン
・リナージュ:アイディホーム(株)

㈱東栄住宅の特徴は長期優良住宅

東栄住宅は、飯田グループ6社のうちの1社で、 1951年会社設立され、1976年株式会社東栄住宅に社名変更されました。 建売事業開始したのは、1979年で、2002年東京証券取引所市場第一部へ上場しておりましたが、2013年11月 飯田グループ6社の統合に伴い設立された飯田グループホールディングス株式会社が東京証券取引所市場第一部上場することにともない、 上場廃止となっています。 親会社である飯田グループホールディングス株式会社は、現在、東京証券取引所プライム市場に上場しています。

東栄住宅は全国で『長期優良住宅』認定を推進しています。認定には国土交通省が定めた厳しい基準を満たすことが求められるが、東栄住宅の建物はその技術基準をクリアしています。同住宅認定の住まいは税制優遇もあり、若い子育て世代が新築購入を検討しやすくなるメリットがあります。
東栄住宅はパワービルダーで長期優良住宅取得数No.1です! そもそも一般的な建売住宅では、長期優良住宅を採用していません。また、一般的な建売住宅では、耐震等級3や断熱等級5を採用していません。

建売住宅ではかなりめずらしい長期優良住宅を積極的に採用しています。国が定めた7つの技術基準をクリアした認定住宅が長期優良住宅です。

建売(たてうり)で、長期優良住宅認定の物件は、かなり珍しいです。飯田グループの中で長期優良住宅を採用しているのは東栄住宅のみです。

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経営の合理化のため、販売については、営業をもたず、仲介会社にまかせる仕組みを取り入れています。だからどの仲介会社から購入するかで、諸費用の総額は、全く違ってきます。一部、自社で営業している物件もあります。

また、飯田グループ6社の中では、比較的価格改定が遅い傾向があり、価格交渉も他社と比較すると、渋めの傾向があります。

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 東栄住宅は耐震等級3、住宅性能評価付き

ブルーミングガーデン(東栄住宅)は全棟住宅性能表示制度5分野7項目で最高等級を取得しています!

住宅性能評価書とは、住宅の性能を表した成績表ですが、評価基準を統一することで、住宅購入を検討している方が、簡単に購入前の住宅を比較できます。

東栄住宅では、平成27年4月1日以降、住宅性能表示制度を申請した住宅は、必須項目が変更になり4つの項目において最高等級を取得、さらに、現在では3項目を取得し、必須の4分野を含む5分野7項目で最高等級(断熱等性能等級を除く)を取得しています。

最近、大地震が多いため、全棟耐震等級3を採用していることは、非常に安心材料となります。一般的な建売住宅は耐震等級1相当です。

長期優良認定住宅

耐震等級3

住宅性能評価付き

断熱等性能等級5 一次エネルギー消費量等級6 

地震や風による水平の力に耐えうる床や屋根 (野地板)で構成される水平の要素のことをいいます。床面全体で地震の力を受け止めて耐力壁に平均的に力を伝えることで耐震性を高めています。さらに、梁や桁といった構造材が地震の力で変形することを防ぐため、火打ち金物で補強しています。

3火打構面

部位:天井裏
材料:火打金物、木製火打
人が乗らない部分であるため、通常の床板を使用するのではなく、火打金物で強度を保ちます。

火打金物・木製火打 とは、梁・桁など、水平に直交する部材の四隅を固定して変形を防止するため、斜めにかけ渡された補強材のことです。

東栄住宅の床構面 剛床工法

部位:2F床
材料:構造用合板24mm
床は根太(床の下地)のいらない構造用合板24mmを利用。

適切な箇所に適切な金物を選択することで、力が適切に伝わり、本来の耐震力を存分に発揮することができます。

柱の接合金物

耐力壁の両脇の柱に引き抜きの力が発生するため、耐力壁の配置や強さに応じて柱の上下に設置される。
※仕様が変更になる場合がございます。

筋交金物

筋交い金物とは、水平力に対抗するための補強材である筋交いと柱の接合部に取り付けられる接合金物のこと。

べた基礎は立ち上がりと底面全体が一体の鉄筋コンクリート造となり、建物荷重を底面全体で地盤に伝えるため、基礎の一部だけが沈む「不同沈下」に対する有効な措置と言えます。
また、基礎と土台とをつなぐアンカーボルトは、大きな地震などにより建物が基礎から外れたり持ち上げられたりしないための役割があります。べた基礎は、建物下の地面をコンクリートで覆うので、地面からの湿気を防ぐ効果もあります。

東栄住宅は安心のべた基礎施工

べた基礎(仕上がり幅150mm・底盤厚150mm
鉄筋コンクリート造

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全棟でW取得【設計住宅性能評価】と【建設住宅性能評価】

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住宅性能評価には、【設計住宅性能評価】【建設住宅性能評価】の2種類があります。

東栄住宅は、全棟「設計住宅性能評価」「建設住宅性能評価」W取得しています。
住宅性能評価書には、「設計住宅性能評価書」と「建設住宅性能評価書」の2種類あり、求められている性能どおりに設計がされているか、また評価を受けた設計どおりに工事が進められているかをチェックできるようになっています。
「設計住宅性能評価書」は設計の段階で目指す性能を設計に取り入れ、設計図書の段階で目指す性能が出ているかどうかの評価結果をまとめたものです。一方で、「設計住宅性能評価書」の性能を満たしているかどうかを、施工段階と完成段階の検査で確認して、その評価結果をまとめたものが「建設住宅性能評価書」です。予め設計住宅性能評価を受けていないと建設住宅性能評価を申請出来ない仕組みになっています。両方とも取得しておく方が理想的です。

「設計」住宅性能評価

「設計」住宅性能評価 設計段階にチェックされるのが【設計住宅性能評価】です。住宅の図面や申請書類等の「設計図書」を国が認めた第3者機関へ提出し、1棟1棟「等級」や「数値」で性能を評価されます。

「設計」住宅性能評価

「建設」住宅性能評価 次に【設計住宅性能評価】で評価を受けた「設計図書」通りに施工されているか、建設中に現場でチェックをおこなうのが【建設住宅性能評価】です。

住宅性能評価の取り組み

住宅性能表示基準には、10分野の評価項目があり、そのうち「4分野」が必須項目になります。東栄住宅では、平成27年4月1日以降、住宅性能表示制度を申請した住宅は、必須項目が変更になり、4つの項目において最高等級を取得しています。※等級の数字が大きくなるほど性能が「高い」ことを表します。

簡単に言えば、「いい家を作って、きちんと手入れをして、長く大切に使う」という考え方の基準をクリアしたものが長期優良住宅です。
長期優良住宅として認定を受けるためには、7つの技術基準をクリアする必要があります。

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東栄住宅HPより
東栄住宅HPより

住宅性能評価は、第三者機関が設計・建物検査(全四回)を実施し、性能を住宅の成績表のように可視化してくれる制度です。取得すると地震保険の優遇が受けられます。耐震等級3の場合、地震保険が半額になります。建物検査は、第3者によって4回チェックするため安心が担保されます。

1. 基礎配筋工事の完了時

2. 躯体工事の完了時

3. 下地張り直前工事の完了時

4. 竣工時の検査
4回にわたって建物検査が行われます。


長期優良住宅は、長きにわたって住める住宅として7つの技術基準をクリアすると、長期優良住宅として認定されます。

東栄住宅公式HPはこちら

2023年5月以降施工物件に東栄セーフティダンパー標準装備

繰り返す巨大地震に対して、耐震等級3でも十分対策しているといえますが、更に安心を得るため、東栄住宅では東栄セーフティダンパーを標準装備しております。
2000年に施工された新しい耐震基準の住宅では震度6強クラスの大地震でも、1回では倒壊しないように設計されていますが、大地震後の地震活動(余震等)・複数回の大地震までは残念ながら考慮されていません。
地震・災害時について評価される構造の安定項目では、東栄住宅の場合、耐震等級(損傷防止)、耐震等級(倒壊防止)、耐風等級は全て最高等級を取得しており、十分安心できますが、巨大地震への備えとして、そして戸建住宅の制震技術普及のため、東栄住宅は住友ゴム工業株式会社と株式会社カナイの3社で制震ダンパーを共同開発し、2023年5月施工物件から東栄セーフティダンパーが標準装備されました。制震技術は繰り返す地震に対して効果を発揮します。地震が繰り返し起こると、耐震性能が落ちていきます。それを防ぐのが制震です。

2023年1月に東栄セーフティダンパーの実台実験を実施しており、熊本地震前震(震度7相当)を1回、本震(震度7相当)を6回加えても、TOEI Safety Damperを装着した耐震等級3相当の試験体は倒壊しないことを実証しました。

制震とは、 地震エネルギーを吸収するシステムのことです。建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージを軽減することができます。

そもそも 耐震は、建物の強度を上げる地震対策ですが、建物が地震エネルギーを全て受け止めて耐えようとするため、構造躯体へのダメージが大きく、余震や複数回の大地震の際に本来の性能を発揮できない可能性があり、制震を加えると、そのダメージを最小限に抑えることができます。

一度取り付ければ部品交換や点検などメンテナンスが不要であることも特徴です。効果は60年持続するので、定期的なメンテナンス費用が発生しないこともメリットです。

東栄住宅は省エネ住宅、BELS最高ランク全棟取得

東栄住宅のブルーミングガーデンはすべての住宅で最高の5つ星のBELS評価を取得しています。そもそも
BELSとは、建物や住宅の省エネ性能をわかりやすく表示したものです。住宅の省エネ性能を法律に基づく第三者認証マークとして、分譲住宅購入時の判断材料になります。

そもそもZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは住宅の断熱性能とエネルギー効率の高い設備機器による「省エネ」と、太陽光発電などによる「創エネ」を組み合わせ、住宅の一次エネルギー消費量がゼロ、またはマイナスになる住宅のことです。

ブルーミングガーデンでは、2022年4年1日に等級5が新設されたことに併せて、以前は等級4でしたが「断熱等性能等級5」の基準に全棟変更しています
断熱等性能等級は5一次エネルギー消費量等級は6 です。

東栄住宅では、低コストで高い断熱性能を実現する高性能グラスウール断熱材を採用しています。
室内の壁・床下には厚さ80mm、天井には厚さ155mmのグラスウール性断熱材を使用しています。グラスウールはガラスを繊維状にしたもので、断熱性をはじめ吸音性にも優れた素材です。

住宅性能評価書では、4回のうち第3回目現場検査において断熱材、防湿フィルムの施工状況をチェックされているので安心です。

東栄住宅ではLow-E複層ガラスを採用しています。複層ガラスに高断熱Low-E膜をコーティングすることで、採光性を確保しつつも紫外線をカット。また、ガラスとガラスの間にある空気層が室内の暖房熱を逃がさず、カビの原因となる結露の発生も抑えます。
さらに省エネ効果もあり光熱費を節約し、家計にも地球環境にもやさしいガラスです。

また、 アルミ樹脂複合窓が標準仕様になりました。

東栄住宅のようなパワービルダーは企画に特化している

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パワービルダーの特徴として、経営の効率化を図るため、建売の企画の経営資源を特化しています。そのため、物件を売るための販売・営業マンをかかえていないため、販売を仲介会社に任せています。そのため、飯田グループの新築一戸建てを購入する時は、仲介会社から購入することになります。

だから、どの仲介会社から購入するかで、購入のための諸費用が、大きく違います。諸費用を現金で出す方が、低金利で購入できるので、諸費用はできるだけ削減して諸費用をなんとか現金でだすのがお得です。諸費用をお得に購入できる仲介会社を選ぶと東栄住宅の物件をお得に購入することができます。

大阪・兵庫エリアの物件検索もできます!東栄住宅の物件を探そう!

東栄住宅はすべての建売で最高のBELS評価を取得

東栄住宅HPより

2022年6月以降のBELS申請物件が対象になりますが、2025年より適合義務化予定の省エネ基準を大きく上回るBELS評価★★★★★(ZEH基準相当)をすべての住宅で取得します。 BELSは省エネ評価に特化しておりZEH基準相当に値する性能を分かりやすく表示する制度となります。

建築物省エネルギー性能表示制度がBELS(ベルス)です。 建物や住宅の省エネ性能をわかりやすく表示したものです。住宅の省エネ性能を法律に基づく第三者認証マークとして、分譲住宅購入時の判断材料への活用が期待されています。

東栄住宅の施工例

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