新築一戸建ての3階建のメリット・デメリット 2階建との比較!立地と間取りが重要!

建築の基礎知識 新築一戸建て

新築一戸建ての3階建のメリット・デメリット 2階建との比較!立地と間取りが重要!

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  1. 3階建住宅「狭小住宅」とは
  2. 駅前にこだわり予算を考えた場合の選択肢
  3. 3階建、狭小住宅のデメリット
    1. ①建設コストが高くなります
    2. ②階段ののぼりおりがしんどい
    3. ③日当たりが期待できない
    4. ④収納スペースを多くとれないかもしれない
    5. ⑤駐車スペースを確保できない場合がある
  4. 3階建、狭小住宅のメリット
    1. 利便性の高さ、ロケーションのよさ
    2. 土地代を安く購入することができる
    3. 維持費が安く済む
    4. 狭いと掃除が簡単で楽
  5. 3階建、狭小住宅の新築一戸建ては、ロケーションと間取り、日当たりのバランスを考える
  6. 新築一戸建て住宅で失敗しない間取りは?LDKは1階と2階どっちがいい?
  7. 最大のメリットはLDKの「日当たり」です。
  8. リビングを2階にするメリット その2
    1. バルコニーとの相性が良い
    2. 耐震性が高まる
    3. 家族の時間が増える
  9. リビングを2階にする事で生まれるデメリット
    1. 水回りの設備工事のコストが高い
    2. 階段にのぼる負担
    3. 夏場は1階より熱い
    4. 向き不向きがあります。
  10. 暮らしやすさに間取りは重要!壁付キッチンと対面キッチン
    1. そもそも壁付キッチンとは
    2. そもそも対面キッチン(カウンターキッチン)とは
  11. 壁付キッチン(背面キッチン)の種類
    1. I型
    2. L字型
  12. 壁付けキッチンのメリット
    1. スペースを無駄なく広く使う事ができる
    2. 家事動線が意外と楽です。
    3. キッチンに窓を作る事ができる
    4. 汚れを気にせず料理ができる
  13. 壁付けキッチンのデメリット
    1. キッチンが丸見えになる
    2. 食器棚の設置場所が難しい
  14. 対面キッチン(カウンターキッチン)の種類
    1. アイランドキッチン
    2. ペニンシュラキッチン
    3. I型カウンターキッチン
    4. L字型キッチン
  15. 対面式キッチン(カウンターキッチン)のメリット
    1. 家族とのコミュニケーションがとりやすい
    2. 開放的な空間で料理を作れます。
    3. カウンターテーブルとしても利用できる。
  16. 対面式キッチン(カウンターキッチン)のデメリット
    1. キッチンとしてのスペースが必要
    2. 汚れの心配や収納スペースが少ない
  17. 新築一戸建てのキッチンのレイアウトから考える間取りのまとめ
  18. 窓が多すぎる間取りは、意外と不便なことも
  19. まとめ

3階建住宅「狭小住宅」とは

狭小住宅ときくと、「3階建」で、「狭い」というイメージを持たれるの一般的です。
利便性の高いエリアで、敷地面積が50㎡(15坪)の広さの物件で、階段の上り降りが将来しんどいので、できるだけ避けたいと考えている方も多く、やはり、将来のことを考えると2階建がいいと考える方も多いですが、ここでは、3階建住宅・狭小住宅のメリット・デメリットと3階建を購入する時の注意点をご紹介させていただきます。


駅前にこだわり予算を考えた場合の選択肢

3階建のメリット

1、将来の資産価値を考えた場合、ロケーションがいい方が売りやすい

2、通勤・通学の利便性のおかげで、毎日の生活が快適になる

3、2階建と比較して、価格が安く購入できる

ロケーションにこだわり、利便性にこだわり、新築戸建てを検討する人にとって、狭小住宅はよく売れます。
庭も無く、敷地目一杯まで家が建っていますが、3階建てでも住みやすい家づくりをすることによって、魅力ある生活ができます。

2階建の建売と3階建の新築があれば、価格は3階建ての方が価格は安く売りだされています。2階建の方が価格は高いですが実は同じ坪数だとすると建築費は3階建の方が高いです。

建築コストは、高いが、土地のコストは狭いので下がり、2階建よりも安くしないと売れ残るので、金額的には、2階建より安い金額設定で売り出されます。

売れる金額が、低くなるので、土地の仕入金額は2階建よりシビアな金額でみることになります。

又、狭小住宅に対応した住宅デザインや設計・施工に特化した建売業者も存在します。なぜ3階建の方が安くなるかといいますと、不動産会社は2階建より3階建の方が売りにくいのがわかっていますので、2階建より安い金額で値付けします。

2階建より3階建ての方が、建築コストが150万円くらい高くなるイメージです。2階建は構造計算が必要ないですが、3階建は構造計算が必要になります。

大手の建売業者が2階建をメインにしているのは、3階建の方が工期が長く、資金回収が遅くなるという理由も大きいかもしれません。

3階建、狭小住宅のデメリット

「3階建」というだけでデメリットのイメージを持たれている方も多くいらっしゃいますが、実際にはどんなデメリットがあるかまとめてみました。

①建設コストが高くなります

土地面積が狭い為、3階建てにすると、2階建よりも割高になります
また、周辺の道路環境にもよりますが、前面道路が狭い場合には建設時に資材を運搬する大型車が横付けできない為、運搬コストが追加で発生したり、全体的にコストが高くなる可能性があります。

②階段ののぼりおりがしんどい

狭小住宅の3階建の一番のデメリットは、老後の心配ではないかと思います。重い買い物を毎回、2階に運ばないといけないということを気にする方が多いかと思います。

③日当たりが期待できない

狭小住宅が立ち並ぶエリアの狭小住宅では、日当たりの良さに関してはあまり期待できない場合が多いと言えます。建物で周囲を囲まれている土地が多い傾向にある為、日の光を家の中に取り込む工夫は必要となるかもしれません。そのあたりの対策ができているのであれば、デメリット以上のメリットを得ることができます。

④収納スペースを多くとれないかもしれない

3階建にしてそこそこ広さを確保できる場合は問題ないですが、3階建にしても広さが確保できない場合妥協が必要になります。
物が多くなりがちな方やお子様の多い家族の場合は家の中が狭いという事がデメリットにつながりますが、お子様が1人の世帯であれば、妥協できるかもしれません。

⑤駐車スペースを確保できない場合がある

建売を買うにしても、自由設計で家を建てるにしても、駐車場の確保ができていない家は売りにくくなります。狭小住宅とはいえ、駐車場のない家は、資産価値的に避けた方が無難といえます。

駅から近いエリアで交通の便が良い場合や、普段から車は使わないという家であれば不便ないですが、車生活が日常であり既に所有車がある場合には、自宅に駐車場を作る事が出来ず、近隣の月極駐車場を借りなければならない場合があります。
土地が狭い、あるいは土地の形状が変形である狭小住宅において車庫というのは、敷地の広さに対してかなりの面積を確保しなければならない為、1階部分の居住スペースが削られてしまいます。家の土台となる1階部分の建物の面積が少なくなるという事は、柱や壁の数も減り建物自体の耐震性にも影響がある為、できれば避けたい点ではあります。

狭小住宅、3階建の場合、特に北側道路の時、隣地に家が立ち並んでいると日当たりの確保が難しくなります。間取りが工夫されていたり、日当たりを確保する工夫が重要になってきます。2階建でも30坪くらいの土地であれば、北側道路の場合、同じことがいえます。

3階建、狭小住宅のメリット

ネガティブなイメージが強く持たれがちな狭小住宅ですが、実は狭小住宅ならではのメリットもあります。

利便性の高さ、ロケーションのよさ

なんといってもロケーションのよさは、なにものにもかえがたいところです。駅前のプレミアは、車の自動運転が当たり前の時代に変わってもかわらないと思います。狭小住宅が多いのは、都市部の駅徒歩圏内です。駅へのアクセスが徒歩圏内であるなど交通の便が良い場所は、敷地がそれほど広く取れない場合が多く狭小となる傾向にあります。

土地代を安く購入することができる

土地の面積が狭くなれば、土地の購入費用はその分安くなります。
立地のいいところで家を建てようと思うとそれなりに地価が高い為、新築購入においては予算に対して土地代が高くなりがちです。しかし、様々な工夫で狭小住宅のデメリットを克服する事ができれば住みやすい暮らしを手に入れる事が出来ます。

維持費が安く済む

土地面積の小さいところに家を建てるので、土地にかかってくる税金「固定資産税」や「都市計画税」が安くなる為、通常の戸建て住宅に比べると安価な維持費で住み続ける事が可能です。
ひょっとすると、車を持たなくても生活が成り立つかもしれません。車1台をシェアする時代には、車を持たないで済むというメリットは自動車に関わる維持費も全て必要がなくなるというメリットにつながるので大きくコストを削減できます。

狭いと掃除が簡単で楽

室内が狭ければその分、掃除は楽であることが期待できます。
例えば収納は屋根裏にまとめたり、トランクルームを借りたりなど工夫する事で、それぞれの部屋の整理整頓を行うことにより、日々の掃除はスムーズに行えるよう工夫する事もできます。

3階建、狭小住宅の新築一戸建ては、ロケーションと間取り、日当たりのバランスを考える

優先順位をどうするかにより、3階建も選択肢に入ってくると思います。

ロケーションがいいからこそ3階建のメリットが生まれます。
絶対に駅の近くが良い、仕事の関係などで都心部に住まなければならないといった立地の希望を最優先にする場合、予算の面から考えると、3階建も考え方次第では住みやすく暮らせます。どこまでロケーションにこだわるか、長い目でみて考える事が大切です。

結局のところロケーションに加え、間取りと日当たり、予算のバランスをどうとるかがポイントになってきます。
2階建に固執せずに、立地を含め費用の目安などを一度相談し、イメージを膨らませてみるのも良いかもしれません。

3階建も、ロケーションがよく、間取りと日当たりが妥協でき、予算的にバランスが取れれば2階建に固執しなくてもいいかも!

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新築一戸建て住宅で失敗しない間取りは?LDKは1階と2階どっちがいい?

2階リビングは、3階建だけではありません。

新築一戸建をたくさん見学していると、2階建なのに2階にリビングの新築一戸建て住宅を見学したことがあるかもしれません。リビングダイニングは、1階にあるイメージが強いかと思います。ではどうして、2階にリビングを作るのでしょうか?その一番の要因は、日当たりを確保するためです。

2階建でも、土地が狭い場合、日当たりの問題がでてきます。

2階リビングはいいの?

2階建でも2階にリビングを持ってくるケースもあります!

日当たりを確保できる場合、メリットが生まれます!

またこういった物件が増えている時代背景は、都心回帰による人口増加による住宅用地の狭小化です。
都心になればなるほど、家を建てる為の土地探しは制限や条件が付きもので、新築戸建て住宅の土地面積は1区画あたり15坪~25坪で、密集地域の中で建てないといけないエリアも多く存在します。
都心から離れ、車が2~3台は停めておけるような広い駐車場が確保できるような50坪以上の物件であれば、北側に道路が接道していても、十分に日当たりが確保できるので、南側に接道している物件にこだわる必要もありません。

都心回帰による利便性を最重要視して、「狭小地」に建てられた「狭小住宅」の増加こそが、リビング2階化の大きな要因と言えます。

最大のメリットはLDKの「日当たり」です。

狭小住宅が増えていることがリビング・ダイニング(LD)が2階の戸建て住宅の企画の物件が存在する理由です。普通、2階建だと、1階にリビングがあるのが一般的ですが、その最大の理由は、リビングルームを2階にする事で期待できる「LDの日当たりの良さ」です。

2階建がいけるか3階建になるかの判断基準

間取りのボリューム感をざっくりいいますと土地が23坪~25坪であれば、3LDK+駐車場を確保したプランを入れることが可能です。

25坪・26坪であれば、土地の形にもよりますが、かなりキツキツの4LDK+駐車場が入るかもというイメージです。
910ピッチの企画であれば、27坪以上で、 4LDK+駐車場が入るイメージ です。
15坪から20坪くらいの土地であれば、3階建のイメージどおり、3階建で2階にリビングのイメージかと思います。

土地から逆算して考える場合、あるいは、土地探しから考えている場合、上記の土地の広さを参考にして、家探しをして下さい。

狭小地の注意点ですが、住宅ローンを利用する時、最低敷地面積が40㎡くらいの金融機関が多いです。狭すぎると担保評価がでないので、できれば、50㎡くらいは欲しいところです。

利便性の高いエリアで、住宅用地として広い敷地を確保する事は簡単ではありません。住宅街では家々がびっちりと隣接して建ち並んでいる状態では、1階部分の日当たりは期待できない事が多いのでそういった場合、2階建でも、2階リビングの選択肢もありかなと思います。

そういった住宅密集地・狭小住宅のデメリットを解決する為に設計されたのがリビングを2階にするという選択肢なのです。家族の集まるスペースにできるだけ太陽の光を取り込み、暖かく明るい空間を作る為にと工夫された間取りといえます。
また、人通りの多い道路に接する住宅では家族が集まる家の中心を2階にする事で、通行人の視線を避ける事が出来、のぞきこまれたりすることがなく、プライバシーの確保にもつながります。

最近、リモートワークの影響でワーキングスペースを確保するため、少し不便でも広さが欲しいという風潮もあったりしますが、駅近の利便性のプレミアは普遍的なものだと思います。ロケーションは大切にした方がいいので、狭小住宅についても様々な点から検討いただければと思っております。

結論とすると、2階にリビングはあくまで日当たり確保のためなので、日当たりが確保されるのであれば、1階に、リビングダイニングを持ってきた方が、将来的な不便さを考えるとメリットが大きいと思います。

リビングを2階にするメリット その2

都市部の住宅密集地や狭小住宅に建つ戸建て住宅で、リビングを2階にするメリットとして「日当たり」「プライバシーの確保」を挙げましたがその他にも下記のようなメリットが考えられます。

バルコニーとの相性が良い

15坪から20坪くらいの土地の場合、1階部分の駐車場にした3階建の家が一般的だと思います。その代わりに、2階部分、3階部分両方にバルコニーを設置する事で、ちょっとした屋外スペースを確保する事ができます。
リビングを2階にすることで家族の共有スペースとしてのバルコニーを効率よく活用する事が可能になります。

耐震性が高まる

リビングはできるだけ広くしたいというのが戸建てのプランを考える時の基本です。その為1階にリビングをつくる場合には、設計上最低限の柱・梁・壁でできる範囲の広さをリビングとして使う事になります。特に2階建で考える場合、1階を寝室や子供部屋やお風呂など集まる階にする事で必然的に柱や壁が増えて家の構造そのものが強い造りになる為、リビングを1階にするよりは耐震性が高まります。
又、1階リビングに比べて2階リビングの方が、より高い天井で解放感のあるリビングルームをつくることが可能です。

家族の時間が増える

日当たりが良く、明るくて暖かい心地の良い空間をリビングとして2階に設置する事で、居心地がよければリビングに家族が集まりやすくなります。
リビングを心地よい空間にすることで子供も子供部屋にこもることもなくリビングに集まり、自然と家族で集まる時間が増え、より良い家族関係をつくりやすくなるといえます。暗いリビングであれば、なかなかこうもいかないと思います。

リビングを2階にする事で生まれるデメリット

水回りの設備工事のコストが高い

お風呂や洗面台など水回りの設備を2階にもってくるとコストがあがります。生活動線を考えた時にはやはりリビングやキッチンなど、生活の中心となる階にお風呂や洗面台まとめたいと思います。3階建ての場合は、どうしてもお風呂・洗面だけ1階でキッチンだけ2階になるといったこともあるかと思いますが、2階建で2階リビングにする場合、水回りをまとめたいと考えるとどうしてもコストが上がってしまいますが、それ以上のメリットを感じれば、選択肢としてはありだと思います。

階段にのぼる負担

2階がリビングとなると必然的に日々の階段使用頻度は高くなります。特に食料品をはじめとした日常の買い物を2階に運ばなければならない負担が日課になります。
3階建の場合によくありますが、1階に浴室や洗面所などの設備を設置した場合には洗濯物を干すためにそのたびに2階に上がらなければならない等、足腰の負担が懸念されます。若いころは良くても、自分が歳を取ってからの老後の将来的な事を考えた場合、少なからず不安が残るのもしれません。

夏場は1階より熱い

2階建の2階リビングは、夏場は日当たりがいい分熱くなります。断熱材ははいってはいますが、夏場は2階より1階の方がすずしいと思います。3階建であれば、気にしなくていいと思います。

向き不向きがあります。

狭小住宅ではない場合には、リビングを2階にする事で逆にデメリットの方が多くなる可能性もあります。まわりの家からの目線や、日当たり次第だと思います。

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暮らしやすさに間取りは重要!壁付キッチンと対面キッチン

キッチンのパターンには、大きく分けて「壁付キッチン」と「対面キッチン」があります。やはり人気があるのはカウンターキッチンです。大きい分譲地では、間取りがよく日当たりのいい家から売れていきます。売れ残る間取りには、共通点があります。カウンターキッチンになっていないと、売れ残る傾向があります。

やはり、カウンターキッチンの方が人気があります。

アイランドキッチン

そもそも壁付キッチンとは

壁付キッチンは、キッチンのメインとなる作業台が壁に面しており、キッチンの後ろ(背後)にダイニングスペースがあるスタイルです。背面キッチンとも呼ばれます。
賃貸物件やマンションなどにもよく見られるスタイルのキッチンで、リビングスペースを広く取る事が出来るのが特徴です。

そもそも対面キッチン(カウンターキッチン)とは

建売住宅のカウンターキッチン

最近、建売では、対面キッチンで間取りを企画することが多くなりました。リビング・ダイニングスペースと対面するスタイルが「対面キッチン」つまり「カウンターキッチン」です。キッチンで料理をしながら家族と会話ができる事や子供の様子に気を配る事もできる人気のあるキッチンスタイルです。

壁付キッチン(背面キッチン)の種類

日本のキッチンでは馴染み深いスタイルがこの壁付キッチンです。無駄なスペースがないのでLDKを広く取れるのが特徴です。

I型

一つの壁面を使った、直線型の横に長いキッチンです。
横移動のみの動線のキッチンです。よくある一般的なキッチンです。

L字型

L字型はその名のとおりL字型になっており2面使用します。1面の横幅が狭い場合に利用します。
キッチンの作業スペースを広く取る事ができる点が魅力です。

壁付けキッチンのメリット

スペースを無駄なく広く使う事ができる

壁付けキッチンの一番のメリットは、LDK全体を見た時にスペースを無駄なく使う事ができるという点です。
壁付けキッチンであればキッチンのすぐ後ろにダイニングテーブルを置く事ができる為、さらにその奥のダイニングの空間を広く使う事ができます。

ワンルームのマンションやアパートなど、賃貸住宅に壁付けのキッチンが多いのは、限られた面積を最大限広く使う事ができるからです。

壁付けキッチンにもメリットがある!メリット・デメリットを知っておくことが大切!

家事動線が意外と楽です。

キッチンのすぐ後ろにダイニングテーブルを置く場合、料理の配膳は意外と楽になります。振り返ればテーブルがある状態なので配膳だけでなく、冷蔵庫に何かを取りに行くにしてもさほど手間ではありません。

キッチンに窓を作る事ができる

壁付けキッチンでは窓が付いている物件があります。窓に向かって料理をする事ができますキッチンに窓をついている事によって換気ができ、換気扇だけに頼らずともキッチンの換気ができ、煙の滞留を防ぐ事が可能になります。

汚れを気にせず料理ができる

特にガスコンロを使っての料理による油跳ねがひどい場合、目の前が壁なら、汚れたら掃除をすれば良いのでさほど気にせずに料理ができます。

壁付けキッチンのデメリット

キッチンが丸見えになる

作業スペースの全てが壁に面しているという事は、リビング・ダイニングスペースからの視線全てを受け止める事になります。整理整頓が必要になります。キッチンだけが、分かれている場合、キッチンが見えにくいのが魅力です。

食器棚の設置場所が難しい

キッチンが壁付けされている事で、食器棚の置き場所に困ります。キッチンだけが分かれている間取りの場合、カウンターキッチンと同じくすぐ後ろに置くことができます。

対面キッチン(カウンターキッチン)の種類

キッチンに立った時にリビングやダイニングを見渡す事ができるのが対面キッチン(カウンターキッチン)です。家族とコミュニケーションを取りながら料理ができるこのスタイルは、近年、戸建住宅だけでなくマンションでも人気があります。

アイランドキッチン

モデルルームでよく見る憧れのキッチンのイメージです。キッチンが部屋の中で孤島のように独立しているスタイルです。開放感があります。しかし、作業は丸見えです。
360°キッチンを使う事ができる為、複数人で作業するのにも向いていますダイニング側の面をカウンターテーブルとして使う事ができる点も魅力です。

ペニンシュラキッチン

アイランドキッチンによく似たスタイルでペニンシュラキッチンはアイランドキッチンの左右どちらかが壁にくっついているスタイルのキッチンです。
壁に接している事で換気扇の設置もしやすい為、人気のある対面キッチンのスタイルです。

I型カウンターキッチン

I型キッチンの対面式スタイルです。最近の建売では目の前は壁ではなくオープンカウンターになっている事が多い為、リビング・ダイニングスペースを見渡す事が出来ます。
シンク前を低めのカウンター、コンロ側に壁を設置されているパターンが多いので、調理による油跳ねなどを気にせず作業ができ、 カウンターの高さにもよりますが、少し高めだと作業する手元がカウンターで隠れます。 壁に接している事で換気扇の設置もしやすい為、人気のある対面キッチンのスタイルです。 最近は、上の吊戸棚を取っ払ったオープンキッチンが人気です。

マンションでは、かなり以前からオープンキッチンが主流でになりました。今では、新築一戸建ての建売でもオープンキッチンが主流です。

L字型キッチン

L字型キッチンも壁付けキッチンの選択肢にあるスタイルですが、対面式のL字型の場合にはどちらか一面のみを壁付けにし、もう片方の面をリビング・ダイニング側に対面式になっているスタイルです。L字型キッチンでは、効率よく作業できる点が魅力です。
壁に接している事で換気扇の設置もしやすい為、人気のある対面キッチンのスタイルです。 マンションでは、たまにみかけることはありますが、建売住宅では、あまりみないスタイルです。

対面式キッチン(カウンターキッチン)のメリット

家族とのコミュニケーションがとりやすい

リビング・ダイニングスペースを見渡しながら作業ができるので、コミュニケーションをとりながら料理をする事ができます
テレビを見ながら、コミュニケーションも取れるといったメリットも期待する事ができます。

開放的な空間で料理を作れます。

壁に向かって黙々と料理をするのではなく、テレビを見ながらあるいは子供の様子を見ながら開放的な空間で料理を作る事ができます
キッチンが対面式である事でオープンスペースが広くなり、LDK全体を見た時に広さを感じる事が出来る点はカウンターキッチンの最大のメリットと言えます。

カウンターテーブルとしても利用できる。

ダイニング側の面をカウンターテーブルとして使う事ができる点も魅力です。 また、そのカウンターの壁の面をそのまま収納スペースにして使う事ができます。スマートに整理整頓できます。

対面式キッチン(カウンターキッチン)のデメリット

キッチンとしてのスペースが必要

限られたLDKの空間をどのように活用するかを考えた場合、キッチンスペースの面積が大きくなってしまいます。広さを確保できるのであれば、カウンターキッチンでいいと思います。

汚れの心配や収納スペースが少ない

開放的な空間をつくる事ができる反面、リビング・ダイニングとの間に仕切りがないので水などのハネ汚れが気になる点であることとカウンターキッチンの場合、多くの建売住宅では、上の吊戸棚がとられていることが最近多いです。開放感を重視する場合、オープンなカウンターキッチンは魅力ですが、収納が欲しい人に取ると、収納が少ないという不満が残ります。

新築一戸建てのキッチンのレイアウトから考える間取りのまとめ

最近の建売住宅のカウンターキッチン

新築戸建てのキッチンの種類やそのメリットデメリットについて簡単にまとめてみました。最近の建売住宅では、カウンターキッチンが主流になっておりますが、背面型キッチンにもメリットがありますので、新築戸建てを探すとき、そのあたりも総合的に考え自分たちに一番適した物件を探していただければと思っております。
物件を選ぶ時には、実際の家事動線を十分に考慮した上で使いやすさを十分考慮して決めるようにしましょう。

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窓が多すぎる間取りは、意外と不便なことも

窓が多すぎると、家の断熱が弱くなります。家で一番断熱が弱いところは、窓です。窓を大きくしたり、デザイン性を重視して、大きすぎる窓を入れると、寒い家になってしまいます。

窓が多すぎるデメリットは、他にもあります。それは、窓が多いと意外と、レイアウトに困ることが多いということです。窓がなく壁の方が、レイアウトがし易かったりします。

関連記事:新築一戸建ての建売住宅の窓の種類と数 型ガラスと透明ガラスの違いは?住み心地のいい窓は?

まとめ

家探しをする上で、一番大切なのはまず予算です。予算が無限にあるのであれば、納得できる家が見つかるかもしれません。しかし予算には限界があります。少し背伸びするくらいならいいかもしれませんが、背伸びしすぎると、支払いがあとあとしんどくなってしまうかもしれません。ロケーションの優先順位が高い場合、様々なことのバランスをとって購入しなければいけません。そうしないと家探しの迷子になってしまいます。バランスを考えて家探しをすることが、自分たちにとってベストな住まいが見つかる第一歩となります。

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