新築一戸建ての建売住宅の窓の種類と数 型ガラスと透明ガラスの違いは?

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新築一戸建ての建売住宅の窓の種類と数 型ガラスと透明ガラスの違いは?住み心地のいい窓は?

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新築一戸建ての窓の種類と数

新築一戸建ての建売住宅でよく使われる窓の種類について代表的なものをまとめてみました。建売住宅の場合、土地がそこそこひろくても建坪は29坪~30坪くらいで決まっています。よくみる4LDKの間取りが入る広さです。窓の数についても、一般的な広さの4LDKの場合、各社決まっていて、その決りの枠の中で企画して建築されていきます。おおよそですが、全部で17か所から19か所くらいが目安で、腰窓は何か所までとか決まっています。そうやって決めることでコスト管理されています。

ちなみに建売の場合、コンセントの数は、1部屋2か所までというのが、目安です。まだ、更地でまだ着工していない場合、オプション追加工事で、コンセントの数を増やすことが可能です。キッチンのカウンターところにコンセントがある場合とない場合があるので、あると非常に便利なので、可能であれば、追加工事でお願いするのもいいかもしれません。

大手建売の新築一戸建て住宅の中では、 Low-Eガラスを採用しているところも結構多くあります。

Low-Eガラス は、 Low Emissivity(ロー・エミシビティー)の略で、『低放射』という意味です。 特殊金属膜をコーティングした低放射(Low-E)ガラスを使った複層ガラスを、Low-E複層ガラスと呼んでいます。

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窓の大きさは、断熱に影響を与えるので、窓を作りすぎると、暑くて寒い家になってしまいます。窓は住み心地に大きく影響します!

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ファースト住建㈱では、アルミ樹脂サッシ複合窓を採用しています。

掃き出し窓

床から天井まである人が出たり入ったりできる程のサイズで、バルコニーや庭に通ずる室内と外をつなぐ出入り口として多く取り付けられます。出入りするところによく採用されます。
採光性が高いので部屋が明るく、そして広く見えるのが特徴で、部屋全体の換気を行う為の開閉にも適しています。部屋のメインの窓となる場合が多く、ガラス面が大きいので夏場などは熱対策が必要となります。

バルコニーから出入りするところは、掃き出しになっており透明ガラスで企画することが多いです。

腰高窓

腰の位置ほどの高さに窓がくるものを腰高窓と呼びます。寝室や子供部屋など、掃き出し窓と別でもう一カ所窓を作る時に多く採用される、定番の窓です。
窓の下部が腰の位置程になる為、窓の下にソファなどの家具を設置できるのもメリットの一つです。
また、窓の高さがそこそこある為、2階以上に設置する場合でも子供の落下の危険が低い点も魅力です。採光用・換気用の窓としてよく利用されています。

企画の段階で、隣地の窓からにらめっこするような腰窓は、型ガラスを利用して、プライバシーを意識して企画されます。

引き違い窓

2枚の窓をそれぞれ左右にスライドする事で開け閉めが可能です。採光面積が広く、光を取り入れるのに適しており、室内を明るくする事ができるのが特徴です。また、多くの住宅でよく使われています。

上げ下げ窓

2枚の窓を上下にスライドする事で開閉が可能な窓です。2枚それぞれを別々に稼働させる事ができるタイプのもの(ダブルハング窓)と、2枚がそれぞれに連動して開閉するタイプのもの(バランス上下窓)、と大きく2種類がありますが、連動するタイプのものがよく採用されています。
防犯性が高く、通気性にも長けている点が魅力ですがその反面お手入れがしにくいというデメリットがありますが、内倒し窓にもなっているので、掃除しやすいように工夫されています。

ジャロジー窓、ルーバー窓

ガラスルーバー窓あるいはジャロジー窓とも呼ばれています。
ガラスを細長く切断して加工した複数枚の横型のガラスルーバーをハンドルで操作、回転させて開閉する窓です。
換気や通風がしやすく、見た目もオシャレという理由で人気を集め、昔に流行しました。
新築一戸建でこういうルーバータイプの窓は少なくなりましたが、脱衣所、洗面所、浴室、トイレを中心に大手建売でも使用する会社はあります。

FIX窓

別名「はめ殺し窓」とも呼びます。窓枠・サッシにガラスが固定されており、開閉する事のできない窓がこのFIX窓です。当然、開け閉めが出来ないので換気はできません。ちょっとした明り取りがあるだけで、部屋の雰囲気が変わります。基本的には、採光性を高める為に設置します。

30坪くらいの土地に建築すると、隣地の建物がかぶってきたりすることがよくあります。キッチンが暗かったりするときなどに採用されます。

スリット窓

細長い窓ガラスの事で、外観のデザインをよくするために使用されます。縦に長い「縦スリット」と横に長い「横スリット」の2種類があり、リビングに採用されたり、2階洋室に採用されたりしますが、道路側から見える位置に採用することが一般的です。

小窓

腰高窓よりも更に小さな窓です。洗面やトイレ、浴室などの採光やちょっとした換気などに設置される事が多いです。小さなスペースでも設置が可能な窓になります。

横すべりと縦すべり窓

引き違い窓より砂埃は入りにくくなります。

透明ガラスと型ガラスを効果的に使い分けされている

透明ガラスはその名の通り透明のガラスで外がよく見えるガラスのことをいい、型ガラスとはガラスの表面がくもっていて外側が見えにくくなっているガラスのことを言います。

基本的には、外が見たい場所あるいは採光をきっちりとりたいところは透明ガラス、外から見られたくない窓は型ガラというように使い分けることになります。

掃き出し窓は、基本的には透明ガラスを使われることが多いです。

新築一戸建て(建売)の窓のまとめ

新築一戸建てで使われる窓の種類の代表的な窓をご紹介させていただきましたが、分譲地などは、企画の段階で、窓の位置や透明ガラスか型ガラスかなどよく考えられて建築されていきます。また窓は、住み心地に大きく影響しますので内覧する時、一度意識して、内覧してみましょう!

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