住宅ローン審査の個人情報で『異動』と表示された場合、住宅ローン審査で99%否決されます。

返済比率、勤続年数、雇用形態に加えて重要なこと。
支払いの滞納があるか?
まず、車のローン等があれば、それが返済比率の計算に影響を受けます。
事前審査をするときに、返済の明細表が必ず必要になります。
車のローンが毎月2万円とすると返済比率から計算した金額から年間24万円が差し引かれて計算します。
また借り入れしているときに、1番重要なことは、
支払いの滞納があるかないかです。
審査がいけるかどうかは、銀行の使っている保証会社の判断にゆだねることになりますが、頻度が多いと、承認を得ることは難しくなります。
注意したいのが、携帯電話の支払いです。最近は機種代金が高く分割にしている方が多いと思いますが、たまたま口座に入れ忘れて、口座代金が亡くなっていた。後で気づいたような内容が複数回あると審査が厳しくなります。

延滞が3か月以上続き、債権が保証会社に移って、個人情報で『異動』と表示された場合、住宅ローン審査で99%否決されます。ポイントは金額の大きい小さいは関係ありません。1億円延滞しようが、1万円延滞しようが、 個人情報で『異動』と表示された場合、 同じ評価になります。

延滞があるかどうかは下記「個人情報機関」で調べます。
❶JICC(日本信用情報機構)
大手消費者金融、大手クレジット会社、銀行カードローンなどの保証会社
❷CIC
大手消費者金融、大手クレジット会社、銀行カードローンなどの保証会社
❸KSC(全国銀行個人信用情報センター)
銀行、信用金庫
※気になる方は、CIC,JICCの個人情報をチェックしてみましょう。
【CICとは?】
CICとは、割賦販売法と貸金業法で定められた指定信用情報機関です。正式名称:株式会社シー・アイ・シー(CREDIT INFORMATION CENTER 略称)です。
各クレジット会社は、法律でCICに信用情報の登録が義務付けられています。

個人情報で『異動』 のブラック情報は上記3つで共有されてしまいます。

【いつまで個人信用情報が残っている?】
1.クレジット情報
契約期間中、および取引終了から5年間(情報の種類によります。)
2.申込情報やCIC利用記録
クレジット会社や金融機関がCICにアクセス(信用情報を確認)した日から6か月間
【複数の住宅ローンを提出する注意点】
複数の金融機関に住宅ローン事前審査を提出することは、お奨めできません。5件、6件になると少し多いように思います。
住宅ローン審査では、各金融機関が必ず、CICに信用情報に情報開示依頼をします。
金融機関にCICが信用情報を開示をすると、その都度、開示履歴が記録されて、その開示履歴(開示日と金融機関名)も同時に開示されます。
従って、住宅ローン事前審査の際に、他の金融機関に住宅ローン事前審査を申込していることが把握されてしまいます。
年収、自己資金比率、勤務先などの属性が良い方は、あまり問題になりませんが、『審査が通るか通らないかギリギリの方』の場合は、『他で否決になっているから当行に申込みしているのでは?』と審査で疑われる可能性がありますので、事前審査をする際には、金利面と属性の判断を適切にして金融機関を絞り込んで審査をかけることが大切です。

【個人信用情報を削除できるか?】
残念ながら信用情報の内容が事実であれば削除や訂正はできません。
万一、登録内容が事実と異なる場合でも、お客様個人がCICに削除や訂正を依頼は出来ません。
情報内容が事実と異なる場合は、登録元のクレジット会社(登録元会社)などを経由して訂正を依頼しなければなりません。

【完済した情報は、すぐに反映されるか?】
1.クレジット情報
完済情報が反映されるまで1~2ヶ月かかります。
2.キャッシング
完済すれば、翌日までに反映されます。
【携帯電話の情報について】
携帯電話を分割払いで購入した場合の多くが、クレジット契約ですので信用情報としてCICに登録されます。

【自身の信用情報を確認したい場合】
金融機関(会員会社)以外では、ご本人でなければ信用情報を確認することは出来ません。
インターネット・郵送・窓口などで開示が可能です。(手数料1000円)
CICのホームページをご参照下さい。
【信用情報開示報告書の記載内容】
信用情報開示報告書の見方を解説いたします。
信用情報を開示すると、ご自身の借入内容や返済履歴などが細かく記されています。


《契約内容》
❶クレジットカード契約
❷ショッピングの分割払い契約
❸リース契約
❹保証契約
❺キャッシング契約(無保証)
❻キャッシング契約(保証付)
❼住宅ローン契約
❽移管債権 クレジット契約の一本化
以上8項目に関するローン契約がある場合は、その詳細(借入日、契約金額、残債、極度額、キャッシング枠など)が記載されます。
《入金状況》
過去24ヶ月の毎月の入金状況が表になって記載されています。
毎月の入金状況は記号で表示されます。
『$』→約定日に請求通り入金(通常入金)
『P』→請求額の一部の入金
『R』→契約者以外からの入金
『A』→契約者の事情で約定日に入金が無い(未入金)
『B』→契約者の事情とは関係ない事由で入金が無い
『C』→原因不明で入金が無い
『-』→請求も入金も無い
上記の『A』表示が複数回ある場合、住宅ローン審査では、不利な事由となります。
例えば、毎月27日が引落日(返済日)にも関わらず、残高が足りなくて翌月10日に再引落しとなった場合でも、『A』の表示となります。
特に、住宅ローン審査では、『A』が3ヶ月連続表示となりますと『否決』になる確率が非常に高くなります。
《お支払状況》
長期にわたる支払の遅れ(61日以上)または、3か月以上の支払いの遅れがある場合には『異動』と記載されています。
この『異動』と記録されると、延滞などが解消された後も、その情報は、保有期限(5年)が到来するまで消えません。(情報の種類によって、保有期間が違います。)
『異動』と表示された場合、住宅ローン審査では、非常に不利になります。注意してください。