住宅ローン審査の個人情報で『異動』と表示された場合、住宅ローン審査で99%否決される!

信用情報に異動がある場合、住宅ローンは、ほとんどの金融機関で否決されます。ごくわずかな確率ですが、そこそこの金利で異動がついていても住宅ローンが通った経験があります。しかし、ポイントはどの銀行でも通る可能性があるということではありません。ほとんどの銀行では異動が付いているだけで一発アウトです。状況次第では限定された金融機関で通る可能性があります。ちなみに審査の緩さで有名なフラット35は、延滞の数には寛容ですが、異動があれば一発アウトで確実に否決されます。信用情報に異動がついた場合のどうすればいいのか不動産業界歴20年以上のプロが実際の経験をもとに徹底解説していきます。
個人情報が住宅ローン審査に与える影響とは

住宅ローン審査において返済比率、勤続年数、雇用形態に加えて重要なこと。
支払いの滞納があるか?
まず、車のローン等があれば、それが返済比率の計算に影響を受けます。
事前審査をするときに、返済の明細表が必ず必要になります。返済予定表(返済の明細表)がないと、審査が進まず、ストップしてしまいます。
車のローンが毎月2万円とすると返済比率から計算した金額から年間24万円が差し引かれて計算します。返済比率が圧迫され、その分の借り入れ額が減ることになります。あるいは、返済比率をオーバーしてしまい否決になる可能性があります。
車のローンは、期間が短く、毎月の支払いが高くなるので、返済比率のことを考えるのであれば、完済してしまうのが理想です。(絶対ではありません。年収とひっぱりたいローンの金額次第です。)
また借り入れしているときに、1番重要なことは、支払いの滞納があるかないかです。
審査が大丈夫かどうかは、銀行の使っている保証会社の判断にゆだねることになりますが、延滞の頻度が多いと、承認を得ることは難しくなります。
注意したいのが、携帯電話の支払いです。最近は機種代金が高く分割にしている方が多いと思いますが、たまたま口座に入れ忘れて、口座代金がなくなっていた。後で気づいたような内容が複数回あると審査が厳しくなります。
ありがちなのが、学生時代にクレジットカード会社の請求を、ほったらかしにして、家を購入しようとしたタイミングで、事前審査で否決されて初めて個人情報をみると延滞ではなく異動がついていたというケースです。

最近、うっかりで、携帯の支払いが延滞されていて、全く気付かなかったという事例が多くなっております。異動があるかないかで、天と地くらい審査が変わり、審査が厳しくなります。限られた金融機関ですが、異動の金額が軽微な場合、可能性はゼロではないので、お気軽にご相談下さい。(関西エリアの方限定)
ただ、融資の承認が出たとしても、通常より金利が高く、自己資金が必要になる可能性がございます。
延滞が3か月以上続き、債権が保証会社に移って、個人情報で『異動』と表示された場合、住宅ローン審査で99%否決されます。クレジット会社からの請求をほったらかしにすると、その債権は、債権回収会社に異動されます。これが異動というもので、クレジット会社は、異動したということで、異動履歴を個人信用情報の登録します。ポイントは金額の大きい小さいは関係ありません。1億円延滞しようが、1万円延滞しようが、 個人情報で『異動』と表示された場合、 同じ評価になります。
住宅ローン審査で、個人情報で異動が表示された場合、即否決されます。
異動とは、債権回収会社に異動した状態のこと。 クレジットカードの支払いなどの返済日から61日以上、または3ヶ月以上の支払遅延がある場合、金融機関より申請がされて異動と登録されてしまいます。 一般的にクレジットカードは61日、携帯端末の料金については3ヶ月以上としている会社が多いです。

金額の問題ではないのがポイントです。気になる場合は、自分で個人信用情報を確認することができます。延滞をしていなくても、キャッシングを利用していると、その枠いっぱい利用する可能性のある人という見られ方をして、枠いっぱい利用しているものとして、返済比率を計算されて不利になります。また、消費者金融については、きっちり返済をしていたとしても、借り入れの履歴があるだけで、否決される銀行もあります。
信用情報機関とは(CIC・JICC・KSC)
延滞があるかどうかは下記「個人情報機関」で調べます。どの金融機関も下記の3つの信用情報機関CIC・JICC・KSCは必ずチェックします。
❶JICC(日本信用情報機構)

参照:株式会社日本信用情報機構
大手消費者金融、大手クレジット会社、銀行カードローンなどの保証会社
❷CIC

参照: 株式会社シー・アイ・シー
大手消費者金融、大手クレジット会社、銀行カードローンなどの保証会社
❸KSC(全国銀行個人信用情報センター)

銀行、信用金庫
参照:全国銀行個人信用情報センター
※気になる方は、CIC,JICCの個人情報を最低限チェックしてみましょう。
【CICとは?】
CICとは、割賦販売法と貸金業法で定められた指定信用情報機関です。正式名称:株式会社シー・アイ・シー(CREDIT INFORMATION CENTER 略称)です。
各クレジット会社は、法律でCICに信用情報の登録が義務付けられています。
個人情報で『異動』 のブラック情報は上記3つで共有されてしまいます。住宅ローンの審査では上記3つがチェックされます。CICには表示されていないが、JICCには表示されている可能性はあるので、またその逆もあるので確認するならCICとJICCは両方とも確認しなければいけません。

異動とは一言でいうと金融用語でブラックリストのこと。
異動とは信用情報機関に登録されるかなり悪い情報のことです。 クレジットを利用して引き落としをしていて、携帯電話・公共料金の支払いが口座が空になっていて遅れていたなどの事実があった場合なども異動となってしまいます。 信用情報に異動が記載されていると、ほぼ確実に住宅ローンでは審査に落ちてしまいます。CICの場合は遅延状態の解消・完済後5年間は異動情報が残ります。 CICは消費者の主にクレジットに関する信用情報(借入内容・支払状況・残債額など)をクレジット会社などから収集し、金融機関の照会に応じて情報を提供している信用情報機関です。
属性のいいといわれる公務員でも上場企業でも否決されます。
いつまで個人信用情報が残っている?
1.クレジット情報・延滞履歴
契約期間中、および取引終了から5年間(金融機関・情報の種類によります。)
2.申込情報やCICの利用記録・利用履歴
クレジット会社や金融機関がCICにアクセス(信用情報を確認)した日から6か月間
『異動』の記録が消えるまでの期間
| 異動 | CIC | JICC | KSC |
|---|---|---|---|
| 61日以上遅延 | 5年間 | 1年間 | 5年間 |
| 3ヵ月以上遅延 | 5年間 | 5年間 | 5年間 |
| 債務整理 | 5年間 | 5年間 | 5年間 |
| 自己破産 | 7年間 | 5年間 | 10年間→7年 |
債務を完済しても、上記の期間が経過するまで『異動』の記録が消えません。どの銀行も、上記の3つは、チェックされるので、異動・債務整理は5年、自己破産は7年は必ずその記録は見られてしまうことになります。
KSCは、以前は「10年」とされていましたが、2022年11月4日付で規約が改定され、現在は7年に短縮されています。
ただし、延滞履歴が消えるまでの期間は、その延滞が「いつ解消(完済)されたか」が起点となります。
1. 延滞履歴が消えるまでの期間
結論から言うと、「完済(または解約)してから5年」というのが一つの大きな目安です。完済してからというのが、重要で、延滞・異動履歴がついてから5年ではありません。
- CIC(クレジットカードなど): 5年間: 61日以上の延滞(「異動」情報)が発生した場合、完済して契約が終了してから5年で消えます。
- 注意: 完済しても「契約中」のままだと、延滞のマーク($やAなどの入金状況)が直近2年分残ります。
- JICC(消費者金融・一部の保証会社など): 5年間: 延滞が解消(完済)された日から5年で消えます。
- KSC(銀行ローン・信用金庫など): 5年間: 延滞解消から5年で消えます。
- ※ただし、官報情報(自己破産など)は以前の10年から短縮されましたが、依然として7年間残る場合があります。
2. 「いつ消えるか」の計算の落とし穴
多くの人が勘違いしやすいポイントが2つあります。
- 「延滞した日」からではない
- 履歴が消えるカウントダウンが始まるのは、延滞した日ではなく「未払い分をすべて返し終わった日」からです。放置している間は、何年経っても履歴は消えません。
- スマホの分割払いの延滞
- 携帯電話料金の支払いを遅れた場合、ローンを組んでいる意識がありませんが、本体代金の分割払い(ローン)が含まれていると、CICにしっかり履歴が残ります。これが原因で住宅ローンが組めないケースが非常に多いです。
複数の住宅ローンを提出する注意点

審査で否決されると慌てて手あたり次第審査をかけてしまう方がいらっしゃいます。
複数の金融機関に住宅ローン事前審査を提出することは、お奨めできません。5件、6件になると少し多いように思います。住宅ローン審査では、各金融機関が必ず、CICに信用情報に情報開示依頼をします。金融機関にCICが信用情報を開示をすると、その都度、開示履歴が記録されて、その開示履歴(開示日と金融機関名)も同時に開示されます。
従って、住宅ローン事前審査の際に、他の金融機関に住宅ローン事前審査を申込していることが把握されてしまいます。 何度も審査に落ちると、その履歴が6ヶ月残り、さらに審査が厳しくなる悪循環に陥ります。 年収、自己資金比率、勤務先などの属性が良い方は、あまり問題になりませんが、『審査が通るか通らないかギリギリの方』の場合は、『他で否決になっているから当行に申込みしているのでは?』と審査で疑われる可能性がありますので、事前審査をする際には、金利面と属性の判断を適切にして可能性のある金融機関を絞り込んで審査をかけることが大切です。
「事前審査」を闇雲に出してはいけません。

個人情報に何かある場合、利用できる金融機関がかなり限られています。金融機関の持って行き方がまずく、勝負すべき金融機関で否決になってしまうと取り返しがつきません。なにかあることをふせて持って行って、否決になると残念で仕方がありません。しっかりと打ち合わせをしたうえで、話をすすめることが得策です。
個人信用情報を削除できるか?
残念ながら信用情報の内容が事実であれば削除や訂正はできません。
万一、登録内容が事実と異なる場合でも、お客様個人がCICに削除や訂正を依頼は出来ません。
情報内容が事実と異なる場合は、登録元のクレジット会社(登録元会社)などを経由して訂正を依頼しなければなりません。
完済した情報は、すぐに反映されるか?
すぐに反映されるかどうかもよく受ける質問ですが、完済しても反映されるまでタイムラグがあります。
1.クレジット情報
完済情報が反映されるまで1~2ヶ月かかります。
2.キャッシング
完済すれば、翌日までに反映されます。
【携帯電話の情報について】
携帯電話を分割払いで購入した場合の多くが、クレジット契約ですので信用情報としてCICに登録されます。
自分の信用情報を確認したい場合と詳細の見方
どこかの住宅ローンを否決された時に、何が原因か調べたくなった時に利用するのが個人情報です。では、どうすればいいのか簡単にご説明させていただきます。

個人信用情報は開示請求することができます!
金融機関(会員会社)以外では、ご本人でなければ信用情報を確認することは出来ません。
インターネット・郵送・窓口などで開示が可能です。(手数料1000円)
CICのホームページをご参照下さい。
【信用情報開示報告書の記載内容】
信用情報開示報告書の見方を解説いたします。
信用情報を開示すると、ご自身の借入内容や返済履歴などが細かく記されています。
《契約内容》
❶クレジットカード契約
❷ショッピングの分割払い契約
❸リース契約
❹保証契約
❺キャッシング契約(無保証)
❻キャッシング契約(保証付)
❼住宅ローン契約
❽移管債権 クレジット契約の一本化
以上8項目に関するローン契約がある場合は、その詳細(借入日、契約金額、残債、極度額、キャッシング枠など)が記載されます。
《入金状況》
過去24ヶ月の毎月の入金状況が表になって記載されています。
毎月の入金状況は記号で表示されます。
『$』→約定日に請求通り入金(通常入金)
『P』→請求額の一部の入金
『R』→契約者以外からの入金
『A』→契約者の事情で約定日に入金が無い(未入金)
『B』→契約者の事情とは関係ない事由で入金が無い
『C』→原因不明で入金が無い
『-』→請求も入金も無い
上記の『A』表示が複数回ある場合、住宅ローン審査では、不利な事由となります。
例えば、毎月27日が引落日(返済日)にも関わらず、残高が足りなくて翌月10日に再引落しとなった場合でも、『A』の表示となります。
特に、住宅ローン審査では、『A』が3ヶ月連続表示となりますと『否決』になる確率が非常に高くなります。
『P』表示も延滞と同じ扱いになるので複数回ある場合、住宅ローン審査では、不利な事由となります。

『A』表示が直近1年、2年で3回以上ある場合、否決される可能性が高くなります。審査に緩い銀行の場合、勤務先・返済比率等の属性をトータルで判断されて、助けられるケースもあります。銀行によってAの数が1回でもあれば、ダメなところもあれば、10回以上あっても大丈夫なところもあります。
《お支払状況》
長期にわたる支払の遅れ(61日以上)または、3か月以上の支払いの遅れがある場合には『異動』と記載されています。

異動がある場合、当社の営業担当に必ずご相談下さい。そのまま、ふせて審査にかけてしまうと否決になる可能性が高いので、金融機関をしっかりと絞り込み、確率の高い金融機関に話の持って行き方を組み立てる必要があります。

異動がある場合、正直に理由・状況等を伝えることが、承認を得るためにスゴク大切なことです。許してもらえる内容かどうかがポイントです。きっちり説明していないと確実に否決されます。
この『異動』と記録されると、延滞などが解消された後も、その情報は、保有期限(5年)が到来するまで消えません。(金融機関や情報の種類によって、保有期間が違います。)
『異動』と表示された場合、住宅ローン審査では、非常に不利になります。注意してください。特に住宅ローン審査では、99%否決されます。

異動履歴がいつ消えるかは、金融機関によって違いますので、確認が必要です。

当社では、異動がついてしまったお客様の住宅ローンを通した経験がございます。軽微な異動の場合、通常の住宅ローンの金利より少し高いくらいの金利でうまくいったことがあります。お気軽にご相談下さい。
又、お問合せの時に、異動の時期と金額を教えていただきますとよりスムーズに対応できます。

異動がついていて、住宅ローンが通る時はどんな時?

異動が付いている場合、基本的にはほとんどの銀行では厳しいですが、ごく一部の銀行で軽微な異動の場合、可能性があります。例えば、10万円以下の少額な場合(ケータイ等)で、住所変更の行き違いなどでうっかりしていたといった場合です。異動が付いてそれほど間があいていないということもポイントです。そして正直に話してその内容が許してもらえるかがポイントです。この場合、通常の金利より少し高めの金利で借り入れができるケースです。まず、お気軽にご相談下さい。
下記の3つのステップもご参照下さい。
関連記事:夫が借入不可 奥さんの単独名義でローンは組めるの?はこちら
住宅ローンを否決された時の対処方法

住宅ローンを否決された時の対処方法
①延滞があれば、完済してしまう。また、他に借り入れがあれば完済して下さい。
②できるだけ自己資金を入れる。
③でできるだけ返済比率に余裕をもたせる。
④できるだけ担保力のある物件を選ぶ。
⑤奥様が働いていれば、連帯保証になってもらう。(属性の弱さを補完します。)それでも無理なら自分以外の人にローンを組んでもらう。
再度、可能性のある金融機関を絞り込んで、再チャレンジすることは可能です。ただし、審査をするたびに、信用情報にアクセスしたことが履歴として残るので、金融機関は必ず絞り込みましょう。
仮に5年の保有期間を経過したとしても、その情報が共有されている可能性のある金融機関は避けなければいけません。
住宅ローンの審査を否決させないために、他にできることというとできるだけ返済比率に余裕をもたせるためにできるだけ、物件価格と諸費用のトータル金額を抑えることと、できるだけ担保力のある物件を選ぶことが大切です。万が一、住宅ローンが払えなくなった場合、不動産を競売にかけて現金化することを考えているからです。土地・戸建でいいますと、借地の物件は当然として、前面道路が43条但し書きの物件等は、避けた方が無難といえます。住宅ローンの審査では、個人の信用力と物件の担保力の両方が、大切になるからです。

できるだけ頭金を入れることも大切な方法ですが、奥様が働いている場合、連帯保証には入ってもらうことで、マイナス面を補完することも、有効な方法です。
又、奥様が働いている場合、異動の金額や時期を考えてきびしいと判断した場合、御主人様を連帯保証に求められない金融機関に絞りこんで、奥様単独でローンを組むという方法もあります。
今すぐやるべきこと
- 情報の正確な把握: CIC・JICCだけでなく、銀行系のKSCも必ず開示してください。異動の原因が何だったか(携帯代、クレカ等)で対策が変わります。異動になった金額がいくらなのか?いつなったのか?いつ完済したのか?きっちりと把握してください。そして、すぐに完済して下さい。
- 頭金の準備: 「異動」がある場合、フルローン(自己資金ゼロ)はかなり不利になります。特に諸費用ローンはローンを組まずに現金で用意すべきお金です。諸費用ローンは担保以上にお金を借りることになるので当然審査は厳しくなります。少しでも確率を上げるには諸費用以外の頭金も用意することです。物件価格の10%〜20%程度の頭金があると、金融機関の評価が大きく変わります。
それ以外にやるべきこと
1. 奥様名義での単独ローンが可能か試みる(最も確実な回避策)
ご主人に「異動」がある場合、補完する意味で奥様に連帯保証に入ってもらうのも有効な手段ですが、ご主人を審査に含めない(収入合算やペアローンにしない)のが鉄則です。
- ポイント: 奥様が単独で住宅ローンを組む場合、金融機関は原則として配偶者(ご主人)の信用情報を照会しません。
- 条件: 奥様自身の年収で希望額が借りられること、勤続年数(1年以上が目安)、安定した雇用形態であることが重要です。
2. 返済比率を徹底的に下げる
銀行は「異動」がある人に対し、「また返せなくなるのでは?」という疑念を持っています。これを「今の生活には圧倒的に余裕がある」という数字で黙らせる作戦です。
- 返済比率を30%以下に: 通常、年収の30%〜40%まで借りられますが、あえて30%程度以下に抑えた借入額で申し込むと、審査のハードルが下がります。つまり、背伸びをせずに、返済比率が余裕でおさまる物件を探すと確率が上がります。異動が付いている場合、一生住宅ローンが組めずに、家を買うことができない可能性があります。手堅くいくのが鉄則です。
- 頭金を1割~2割以上用意する: 物件価格が低くなれば、頭金の金額も少なくて済みます。頭金の金額が少なくなるような物件を選ぶことも大切です。10%~20%以上の頭金(自己資金)があると、「これだけ貯金できる計画性がある」と見なされ、多少のキズ(異動)があっても、確率が上がります。
3. 他の借り入れを全部完済してしまう
住宅ローンの審査前に、以下のものはすべて解約・完済してください。クレジットカードが多い場合、クレジットカードを解約して最低限にしてください。枠があるだけで、返済比率に算入される可能性があるためです。
- クレジットカードのリボ・分割払い
- 車のローン、教育ローン
- スマホ端末の分割払い(意外と重要)
- キャッシング枠の解約: 使っていなくても「枠」があるだけで借金とみなす銀行があります。
4. 担保力のある物件を選ぶ
住宅ローンの審査は、人物の属性(勤務先・勤続年数・年収等)だけでなく、担保物件も非常に大切です。確率を上げるためには、担保力のある物件を選ぶことも大切です。
関連記事:住宅購入の仲介手数料は値引きできるの?値引き交渉の仕方と営業マンの心理
信用情報に異動が付いている場合の金利面による2つのステップ

一般的な銀行は、信用情報に異動の履歴があるだけで、金額にかかわらず住宅ローンが否決されます。異動でも、承認を得た経験はございますが、金利面から大きく3つのステップに分類されます。
①異動の金額が10万円以下の軽微な異動の場合
異動の金額が数万円で、異動がついてすぐに完済・返済しているケースです。この場合、限られた銀行で狭き門ですが、通る可能性があります。
この場合は、本体プラス諸費用ローンも含めて審査することができ、金利も通常の金利より少し高いくらいで収まるケースがあります。しかし、審査の確率を高めるためには、諸費用くらいは自己資金で用意する形で審査した方が承認を得れる確率が上がります。異動の部分を許してもらえるかどうかがカギです。ここまでが、通常の金利に少し高めの金利で借り入れができる可能性のあるレベルです。
②異動の金額が数十万円以上の場合
この場合、金利は3%後半~4%で、自己資金も2割~5割必要になります。諸費用プラス物件価格の2割~3割は最低限必要なので、4000万円の新築一戸建ての場合、自己資金が最低800万円プラス諸費用が現金で必要になります。 時効の援用をしていても問題ありません。

異動があるかないかだけでなく、延滞が多いかどうかもかなり重要です。延滞が、多いと常習性を疑われ否決される確率が高くなります。その延滞の時期も重要で、直近であればあるほど否決される確率が高く、昔であればあるほどつまりいまは更生して問題ないと印象付けができると承認の可能性が上がります。

消費者金融からの借り入れある場合、総合的な判断においてマイナス評価になる場合が多いので注意が必要です。自動車ローン等は、単純に返済比率的に不利になるだけですが、消費者金融からの借り入れは、経済的に不安定な印象を与えてしまいます。絶対に通らないというわけでありませんが、かなり不利になります。大手の金融機関はグループ会社に消費者金融を保有しているのに矛盾していますが、不利になります。

異動がついていてもそこそこ低い金利で、住宅ローンが利用できるのは、異動の金額が数万円までで、気がついてすぐに完済しているケースであることが共通点です。
ご主人様でローンがどうしても否決される場合、奥様でローンを組むしかない!

ご主人様で住宅ローンがどうしても否決される場合、奥様で住宅ローンを組むしか方法がありません。奥様の属性に問題がなければ、奥様を主たる債務者として、住宅ローンを組むことができる可能性があります。
では、奥様の属性が弱い場合、どうすればいいのか?
奥様がアルバイトでも、可能性があるのがフラット35です。フラット35は、異動が付いている場合確実に否決されます。ただ、異動以外の部分については、審査は緩い金融機関です。フラット35の場合、年収が低すぎる場合、親子リレーローンという方法で収入合算することも可能です。
フラット35の審査基準の詳細は下記をご参照下さい。

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高めの金利でしか無理な場合、異動履歴が消えてから検討するか、高めの金利でとりあえず組んで低い金利で組めるようになってから借り換えを目指していくかの選択肢になると思います。
異動に強い住宅ローンはあるのか? 異動がついていても通る可能性のある住宅ローンは?

個人信用情報に異動がついていても住宅ローンで通る可能性のあるつまり、入り口のところで断られない住宅ローンはあるのか?結論からいいますと、あるにはあるのですが、金利が高く4%くらい~の金利で、自己資金が2割・3割あれば、テーブルにのる可能性があります。信用情報がきれいになったら、低い金利の住宅ローンに借り換えを前提に考えるパターンです。

異動履歴があっても確実に土俵にのる金融機関はどこがありますか?
自己資金(頭金)が必要な理由とすると、審査する人の返済能力で審査するのではなく、担保となる不動産の担保力に重点を置き審査するためです。そのため、流動性が低いエリアの不動産は取り扱いが難しい可能性があります。また取り扱いができたとしても自己資金3割要求される可能性があります。

三井住友信託銀行のグループで、三井住友トラスト・ローン&ファイナンスというところです。ご不明な点ございましたらお気軽にお聞きください。
また、不動産の担保力に重点をおいて審査する金融機関としては、SBIエステートファイナンスがあります。
その他、異動の金額が10万円以下であれば、審査受付しますという地銀もあったりします。また、担保物件がイレギュラーなケースの場合、保証会社を利用しないプロパーを利用できる金融機関に相談するのも一つの方法です。

審査の緩いイメージのあるフラット35であれば可能性はありますか?

フラット35は、返済比率の見方等は緩く延滞には緩いですが、異動には超厳しいです。確実に否決される可能性が高いです。又、フラット35は、どの金融機関を窓口にして、フラットを申し込むかも審査を通すうえで非常に重要です。窓口の金融機関の色眼鏡が必ずあるからです。
ネット上やAIでの回答でフラット35やろうきんでは異動が通ることがあるといった誤った情報がでていますが、 フラット35やろうきんで異動履歴がある状態で承認されることは100%あり得ません。
フラット35では、延滞の数についてはかなり多い方でも承認もらえた経験があります。しかし、異動は一発アウトです。過去に不思議な経験をしたことがあるのは、自己破産された方で、15年経過しているにもかかわらず否決され、一方、自己破産から8年しか経過していないのに承認を得た経験があります。また、CICやJICCの情報を自ら取り寄せ確認してもらい、きれいな信用情報であるにもかかわらず、審査に出すと否決されたことが何度かあります。
それぞれの金融機関は、それぞれ独自のデータベースを構築して情報を収集していると考えられます。つまり社内ブラックというものですが、そこからどの保証会社(銀行)で勝負すべきか絞り込みのヒントになります。事前審査を何も考えずムダに動きチャンスを逃すより、勝負すべき保証会社(銀行)にすべてをかけることが大切です。
また、延滞の数の許容範囲については、それぞれの金融機関によって違いますが、2年以内の直近であるほど住宅ローンの審査に大きな影響を与えます。延滞の時期が昔であればあるほど、審査に影響が少ない傾向があります。半年以内に延滞(A)何個までOK、1年以内に延滞(A)何個までOK、2年以内に延滞(A)何個までOKというような感じでそれぞれの銀行で基準があり、そこにひっかかると否決されます。
金融事故から何年たてば大丈夫なのか?社内ブラックとは?

以前、金融事故から、15年たっているお客様でもう大丈夫だろうと思って審査したところ、即アウトになったことがありました。自分で、CICやJICCを調べて、何も問題がなくても、つまりこちらで何もみえていなくても、金融機関にはみえるものがあるということもあると考えられます。だから、何年たったから必ず大丈夫とは言えない側面もあるということです。
当然ながら、それぞれの金融機関は、独自のデータベースがあるので、それを避けて審査することは審査を通すためには、絶対重要になります。
金融機関の社内のベータベースは半永久的に残り、グループの金融機関ではもうローンが組めない可能性がありますが、社内データベースは、全く関係のない金融機関は見ることはできないはずです。
そのようなケースの場合、金融機関選んで絞り込んでいくことが大切になってきます。
なぜならば、「社内ブラック」は確実に存在するからです。信用情報機関(CICなど)のデータが5年〜7年で消えるのに対し、金融機関が独自に保有する顧客データ(社内データベース)には保持期間の制限がないため、半永久的に残ると考えておくべきです。
「社内ブラック」に関して知っておくべきポイントを整理しました。
1. 社内ブラックとは何か
過去にその銀行やグループ会社で、延滞、強制解約、債務整理(自己破産・任意整理)などを行った記録が、その金融機関のグループの独自のリストに残っている状態です。
- 信用情報機関(CIC等): 加盟している会社間で共有される(数年で消える)。
- 社内ブラック: その金融機関(およびグループ内)だけで共有される(消えないことが多い)。
2. 影響が及ぶ「グループ会社」の範囲に注意
現在の金融業界は再編が進んでいるため、過去にトラブルを起こした金融機関が、今申し込もうとしている銀行の「保証会社」と情報を共有しているケースが非常に厄介です。
- 銀行と保証会社の関係: 住宅ローンの審査をするのは、実は銀行ではなく「保証会社」である場合がほとんどです。
- わかりやすい例: 過去に消費者金融の「アコム」で延滞があった場合、グループのため「三菱UFJ銀行」などの審査に通るのは極めて困難になります。
自己破産した場合、官報に掲載され、独自に官報情報を管理している金融機関は半永久的に否決される

注意するのは、グループの金融機関だけではありません。
自己破産した人は官報に破産情報が掲載されることは、よく知られるところで、個人信用情報機関にも破産情報が7年(かつては10年)ほど記録されるため、保証会社は、破産情報を得ることができます。インターネット上の官報は掲載期間が30日となっていますが、金融機関によっては官報情報を独自に保管している場合もあるため、官報情報が半永久的に残る可能性があります。かなり年月が経ち、個人情報機関の破産状況が消えているにも関わらず、即否決された経験が何度かあります。

自己破産した人は官報に破産情報が掲載されます!
時効の援用をした場合の現実とは

過去に、時効の援用をした方で、住宅ローンの審査が通ったという話は聞いたことがありません。(超金利の高いノンバンクを除く)つまり、借金の支払い義務は消えるが、信用情報は別の話と考えるのが自然です。ネット上やAIの回答では時効の援用をすれば異動が消えると目にしたりすることはありますが、実務レベルでは審査に通ることはありません。
過去に援用した方で、直近のCIC・JICCをチェックして問題なくても、住宅ローンの審査をかけると、何度か戸籍の附票を求められました。戸籍の附票を求められるということは、過去の金融事故・異動が消えていないことを意味します。当然、否決されました。
公共料金の未払いは住宅ローンに影響を与えるか?
公共料金の未払いは個人情報に登録されるのかは、気になるところではあります。公共料金の支払いをクレジット会社のカード決済を利用にならず、銀行口座からの引き落としで直接お支払いしている場合は、信用情報には登録されません。
また、過払い請求をした場合、過払い請求をした事実が登録されるのかも気になるところですが、過払い請求のコメントが登録されることはありません。
よくある質問(公共料金の延滞はどうなるの?・情報の登録や更新のタイミング等)はコチラ:1.情報の登録(信用情報)|割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関(CIC)
参考サイト:CICが保有する信用情報|割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関(CIC)
参考サイト:信用情報について|指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構(JICC)
参考サイト:センターの概要|一般社団法人 全国銀行協会
異動があっても住宅ローン審査が通った方の共通の特徴
異動があっても審査に通る方には共通の特徴があります。
まずは、異動の金額が少ないことです。具体的な金額でいうと数万円までです。10万円を超えると希望はありません。(超高い金利のノンバンクを除く)
2つ目は、異動がついてから完済までの期間が短い方です。異動がついてから数年放置されているように期間が長ければ長いほど、審査に通りづらくなります。また、気づいたら、すぐに完済しているということも大切です。郵便を見落とさないようにしておくことが大切です。
3つ目は、自己資金がある・返済比率に余裕がある・担保力のある物件を選んでいる・他に借り入れがないという方です。
異動=否決というわけではありませんが、厳しいのは確かです。やみくもに事前審査をするのではなく、しっかりと戦略をたててから動いていくことが大切です。

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