マンションの西向きはお得?南向きは損?東向きは?快適なのは最上階?角部屋?方角のメリット・デメリットを徹底解説

マンションのポイント

マンションの西向きはお得?南向きは損?東向きは?快適なのは最上階?角部屋?方角のメリット・デメリットを徹底解説

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大型マンションでは、東向きから売れる!

マンションを購入するときに、バルコニーの向きもチェックしている方は多いと思います。分譲時の価格は、一般的には南向きが人気で、ほかの方角に比べると高めに設定されていることが多いです。その次に人気が東向きです。

南向きより価格が安く設定されており、西向きほど抵抗がない方が多いためです。大規模マンションの場合、東向きから売れていく傾向がございます。南向きより安く設定されていて、南向きでなくてもいいという方が、西向きは嫌だが、東向きなら妥協できるという方が多いと推測されます。

そして、なぜかいつも西向きが一番金額を安く設定しているにもかかわらず、売れ残る傾向があります。

値段設定の高い順番は、

南向き→東向き→西向き→北向き

南向きが一番、坪単価が高い!

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ちなみに、戸建分譲では、東側道路も西側道路も値段は同じです。なんとなく西向きを避けている方も多いのではないでしょうか。東向きにはないメリットが西向きにはありますので、安く設定されている西向きはある意味お買い得感があります。先入観を持たずに、ロケーション等含めて、総合的に判断するのが得策です。

それぞれの方角にはメリットがあり、デメリットもあります。

マンションの南向きの特徴

南向きは昔から、「日当たりがいい」というイメージがあり、人気の方角です。南向きは一日を通して日が入り込むため、もっとも日照時間が長いのが人気の理由です。また、夏と冬とでは日差しの高さが違います。夏は日差しが高くなり、冬の日差しは低くなるので、強い夏の日差しは部屋の中の奥まで入りにくく、冬は、冬の低い日差しでも長時間にわたって部屋の奥まで差し込みやすいため、室内を暖めてくれるというメリットがあります。 しかし、デメリットとして、価格設定は、一番割高になります。

部屋の日焼けもかなりあり、築20年くらい経つと東向きの部屋とリビングの傷み方がかなり違ってきます。そして、間取り的に、寝室が北側に配置され、北側の部屋が暗かったり、結露が起こったりします。北側の部屋の近くにエレベーターとかがあると最悪です。明るさが遮られ、年中電気をつけておかないといけない部屋になってしまいます。

マンションの西向きの特徴

西向きのメリットとしては、やはり東向き、南向きと比較して価格が一番安くなるのが。同じ広さで間取りのマンションなら、向きは気にせず、価格が最優先と考えている場合にはメリットになります。

また、西向きは午後から日差しが入り、冬は、日差しがありがたく、冬の西日も長時間差し込むため、冬は温かく過ごせるというメリットがあります。

又、西向きのマンションは、寝室は東側になり、午前中日差しが入り明るく、昼からも北向きの部屋と比較して明るいというのもメリットです。 

マンションの東向きの特徴

東向きの部屋は、南向きより価格が安く西向きの西日のきついイメージと違って、東から朝日が入りいいイメージがあり、明るい日差しを浴びながら、自然に目覚め、健康的な印象があり、寝室は西側に配置され、部屋も明るいのがメリットです。

マンションの北向きの特徴

北摂エリアでは、北向きバルコニーはタワーマンションを除いては、企画されることはありませんが、大阪市内のマンションでは、日焼けがしないとか、仕事を自宅で行う方にとっては日差しが入ってこないので、仕事がしやすいということで、価格が安く設定されているので売れていきます。北向きは、直射日光は当たらないものの、間接的なやわらかい光が長時間にわたって入るので、暗くはありません。

西向きマンションは南向きより5%程度安いことも

予算は最優先事項で、予算には限界があります。すごく気に入ったロケーションで間取りや広さがはまっていて、価格が安い西向きのマンションを検討するのもひとつの選択肢となります。先入観だけで判断しない方が結果的にいい買い物ができます。

たしかに西向きのマンションは、夏は強い西日のイメージが強いと思いますが、冬はほんとうにありがたい日差しになります。

日差しのおかげで光熱費も、抑えることができます。 観葉植物もよく育ちます。

西向きが夏暑くなる理由

西向きの部屋が暑いのは、 マンションは気密性が高いので午後から長い時間にわたり日差しが入り続けることで、部屋の内部に熱を蓄積されるためです。カーテンで遮断するだけでも全然違ってきます。

又、現在の新しいマンションは窓が複層ガラスになっているので断熱効果が期待できます。夏は熱を遮り、冬は熱を逃がさないようにするので、普通のカーテンでもしているだけで快適に過ごせます。

普通のカーテンではという方には遮光カーテン遮熱カーテンという方法があります。

明るさは、遮るものがあるかどうかも大きく影響する

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仮に南向きであっても、前に建物が建っていては、意味がありません。そして、南向きの部屋で注意すべきは、北側の部屋が明るいかどうかも意識しておきたいポイントです。北側の部屋が階段やエレベーターが近くにあると、北側の部屋が非常に暗く感じます。やはり遮るものがあるかないかで明るさが全然違ってきます。

廊下側に、なにもないのとなにかあるのと、明るさが全く違ってきます。これは、新築マンションをモデルルームで購入する時、気づかない盲点です。

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今のマンションは、目隠しルーバーが付いているので、更に暗く感じてしまいます。

遮るものがあるかないか必ず確認することが大切です。

快適に過ごせるのは、角部屋や最上階より中層階の中住戸

マンションは、鉄筋コンクリートでできていますが、コンクリートの特徴として熱を通してしまうところがあります。断熱材は、入っていますが、最上階はやはり熱いのがデメリットです。角部屋は、窓があり明るくメリットもあるのですが、過ごしやすさから考えると中住戸には劣ります。なぜなら、上下階や横住戸は、断熱材がわりになって、快適に過ごせるからです。

上下階や横住戸は、断熱材がわりになる!

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南向きにこだわると損をすることも

北向きの部屋はやさしい日差しが入り込み勉強や仕事には適しています。東向きは朝日が入り、午前中はずっと明るく、昼からも優しい日差しが入るので暗くないです。西向きは午後から日差しが入り、冬はありがたいです。

先入観で物事を考えず予算の中で総合的に考えベストな選択肢を選ぶことが大切です。

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