【アーネストワン】インナーバルコニーのメリット・デメリット、なぜバルコニーに屋根がないの?

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【アーネストワン】インナーバルコニーのメリット・デメリット、なぜバルコニーに屋根がないの?

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基本的に新築建売のバルコニーには、屋根は付いていません。欲しい場合は、購入後、別途お金を支払ってつけるのが一般的です。ただ、最近、大手建売の飯田グループのアーネストワンは、インナーバルコニーを採用しています。インナーバルコニーのメリットとデメリットを不動産業界歴20年以上のプロが徹底解説していきます。

・リーブルガーデン:一建設(株)
・ハートフルタウン:(株)飯田産業
・ブルーミングガーデン:(株)東栄住宅
・グラファーレ:タクトホーム(株)
クレイドルガーデン:(株)アーネストワン
・リナージュ:アイディホーム(株)

そもそもインナーバルコニーとは?

インナーバルコニーとは、2階以上に作られるバルコニー部分が建物の内側に引っ込んでいる形状のものです。広くとられた屋根付きの空間なので、屋外なのに天候の影響を受けにくく、突然雨が降ってきてもそれほど気にする必要がありません。幅広い用途で利用できるところがメリットとしてあります。一戸建て住宅の建築を考えている方に一定の人気があります。

通常のバルコニーとの違い

通常のバルコニーとの大きな違いは設置のされ方が違い天候の影響を受けるかどうかが大きく違います。一般的なバルコニーは建物の外に張り出した形で作られる、屋根のない比較的広いスペースのことを言います。その為、洗濯物や布団を干したりといった形で利用されることが多いです。これに対してインナーバルコニーは、半屋外になっていて、屋根を備えたスペースです。屋根があるため、急な天気の変化などにも強いという特徴があるので、洗濯物を干しても、天候の影響を受けにくくなります。
また、部屋の延長線上のように配置されますので、家族の憩いの場としても利用可能です。

インナーバルコニーとサンルームとの違い

サンルームも屋外なので、インナーバルコニーのイメージと近いですが、全然違うものです。サンルームはガラスで壁や天井を覆った空間のことです。外とは完全に遮断されているため、普通の部屋として使うことができます。これに対し、インナーバルコニーは屋根はありますが、外とつながっており、あくまで屋外であるという点でサンルームとは異なります。バルコニーとベランダも類似していますが、ベランダは2階以上にある建物の外に張り出した手すりのある屋根付きの屋外スペースのことです。つまり、同じ屋根付きでもインナーバルコニーとは異なり、建物の外に張り出す形で作られています。

インナーバルコニーの2つのメリット!

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インナーバルコニーを設置した際の3つのメリットをご紹介します。アーネストワンが、インナーバルコニーを採用している理由としては、施工のしやすさと耐震面ではないかと推測しています。

屋根があるので、天候に左右されない

1つ目は、屋根があるという点です。 天気に左右されずに済むのが、一番のメリットです。 バルコニーとは違って屋根があるので、雨だから洗濯物を干せないということがありません。また、屋根があるので、直接雨があたらず、雨漏りのリスクも軽減されます。また、天気が良い日だと直射日光で紫外線が気になる方も、屋根があることで直射日光を避けることができます。それだけでなく直射日光を避けれると言うことは、 紫外線によるバルコニーの表面塗装の劣化を軽減するメリットも生まれます。

また、屋根形状がシンプルになるのも大きなメリットになり、耐震的なところにもメリットが生まれます。

外の空間なので開放感がある

2つ目は、天候に左右されない外の空間なので開放的であるという点です。屋根に守られた空間で、家の中にいる時と同じような感覚で、自然の光や風を直接感じることができます。また、インナーバルコニーがあると、室内から外に向かって部屋と同じようなスペースが広がるので、室内にいても部屋を広く開放的に感じることができます。

部屋を拡張して使える

3つ目は、インナーバルコニーを利用して部屋を拡張できるという点です。部屋に開口の大きな窓を設けて、インナーバルコニーを繋げて配置することによって、部屋に開放感が生まれ、外の光や風が窓から程よく入ってくることでより開放感のある空間へと生まれ変わります。
またインナーバルコニーにつながるよう室内にランドリースペースを設けると、家事動線がよくなり家事が効率的になります。
また、インナーバルコニーのスペースは半屋外なので、においもこもらず、調理はインナーバルコニー、食事は部屋というような利用の仕方もできます。

インナーバルコニーのデメリット

インナーバルコニーのメリットを紹介してきましたが、一方でデメリットもあります。ここでは主なデメリットについてご紹介します。

部屋が暗くなる可能性がある

インナーバルコニーは広すぎると、続く部屋に日光が入りにくくなり、部屋が暗くなってしまうというデメリットがあります。ほどほどの奥行きであれば、全然問題ありませんが、インナーバルコニーの奥行きが大きい場合には、隣接する部屋が暗くなってしまう場合があります。部屋の明るさはどれくらいなのかを確認して、後から後悔しないようにみておく必要があります。建売住宅の場合、完成後内覧してから購入することもできます。

また、外観のデザイン的に、四角い感じになるので、見た目的に好きか嫌いかというところも出てくるかもしれません。

床面積に含まれるため固定資産税がかかる

固定資産税の計算をする時はその建物の延べ床面積を利用しますが、建物の外部に設けられたバルコニーは外壁面からの出幅(奥行)が2m以下の部分は延べ床面積には含まれません。しかし、屋根のあるインナーバルコニーは建物の内部として扱われるため、通常は延べ床に含まれてしまいます。その場合、 床面積に含まれて固定資産税が発生することになります。

この場合、インナーバルコニーの広さは容積率(敷地面積に対する延床面積の割合)にも影響します。容積率の制限を超えた住宅を建てることはできないため、インナーバルコニーを設けることで、間取りに影響を与えることになります。特に狭小地の場合は、間取りのバランスに注意が必要になります。

新築建売に屋根が付いていない理由とインナーバルコニーの使い方!

新築建売は上記の写真のようにバルコニーには屋根はついていません。なぜなら、 軒がでて、しっかり屋根が付くと、建築面積に計上されてしまうためです。上記の写真は、インナーバルコニーを採用する前のアーネストワンの新築建売です。そのためここではインナーバルコニーのよくある利用方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ガーデニングをする

インナーバルコニーは直接日光が当たりずらく、植物を育てるにはぴったりの空間で、ガーデニングの趣味があれば、メリットがあります。

バーベキューを楽しむ

インナーバルコニーは半外部なので、風通しが良く、自然に換気ができ、においも籠らないので、バーベキューや焼き肉など、においが気になる食事でも楽しむことができます。

子供が遊ぶところ

子供が遊ぶところとして適しています。例えば、プールを置いて遊んだりもできます。直接日光が当たりにくいため、日焼けのダメージを心配することなく遊ぶことができます。

また、外につながっているとはいえ、壁で囲われたスペースの中なので、テントを張ってピクニックしたり、アイディア次第で様々な趣味の用途として利用できるのがメリットです。

インナーバルコニーのオプションとして何かある?

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新築時にインナーバルコニーを設置していなくても、通常のバルコニーをインナーバルコニーにリフォームすることはできないことはないですが、費用対効果を考えると最初からインナーバルコニーの物件を選ぶ方がいいと思います。

また、既存のインナーバルコニーに窓をつける場合はバルコニーの屋根と手すり部分の間に壁を増設して窓を設置する工事が必要です。その場合も、1坪あたり約40万円〜50万円が費用相場となります。

ここまですると、ほとんど部屋と変わらなくなります。

【新築建売】アーネストワンのインナーバルコニーのメリット・デメリット、建売住宅のバルコニーに屋根がない理由

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