新築一戸建てのダイライト工法は地震に強いの?地震に強い剛床工法とは【アーネストワン・一建設】

大手建売会社、パワービルダーとは?

新築一戸建てのダイライト工法は地震に強いの?地震に強い剛床工法とは【アーネストワン・一建設】

大手建売住宅でよく使われるダイライト工法のメリットを元飯田グループ社員が、簡潔に解説させていただきます。

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ローコストメーカーがよく採用しているダイライト工法とは

ダイライトという言葉は、最近よく聞く言葉だと思います。

「ダイライト構法」とは、無機質エンジニアリングパネル「ダイライト」を在来軸組工法の外壁と内壁に、耐力壁として用いることで壁倍率5.0を誇る、最強度の新しい壁構造です。
「ダイライト構法」は力を面で支える軸組パネル工法なので、これまでの筋かいを使った軸組工法より、壁量がある分、地震・台風・火災などの災害に強い住まいをつくることができるようになりました。

筋かいの耐力壁で建築基準法に適合する家作りは可能ですが、多発する地震や台風などに対応するには「より強い耐久力を持った耐力壁」が求められ、新しく開発されたのが新材質による耐火性・耐震性・耐風性に優れた耐力壁「ダイライト」です。

簡単にいいますと、木造軸組みと2×4のいいとこ取り のようなイメージです。

「木造軸組工法」+「耐力面材ダイライト構法」でさらなる強度と耐久性が期待できます。

ダイライトは耐震ボードとしてよく使われている建材です。
ダイライトの特徴といえば耐震・耐火性はもちろんシックハウス症候群にもかかりにくく、傷みにくい壁材として優れた建材です。火にも強く長持ちです。
また、ダイライトの透湿性は、構造用合板の約3~4倍あるといわれています。
その秘密はダイライトならではの軽量さと強度にあります。
ダイライトは主に火山性のガラス質( シラスと呼ばれる細粒の軽石や火山灰が主成分)鉱物繊維とで作られた、「火山性ガラス質複層板」というもので作られています。

ダイライトを外側全面に使うと地震に強いイメージがあるかと思います。
最近は、ローコストメーカー大手建売では外回り全面ダイライトを採用しているところが多いです。最近のはやりの工法です。
高強度防耐火軽量優れた透湿性高耐久ゼロアスベスト低ホルムアルデヒドなどが特長です。

柱に筋かいを入れた木造住宅は、地震や台風のように横から加わる大きな力には弱いという弱点があります。その点「ダイライト」を内・外壁に使い、壁倍率の最強度5.0を実現した「ダイライト構法の家」は地震の強く、 公的に認定されている最大値にあたる強度を実現した家は、安心です。

耐力面材を使えば、力を面で受け止め、分散させ、壁の強度を高めることが可能になるのでダイライトを内外に使えば、木造軸組住宅でも壁倍率5.0の耐力壁がつくれます。

釘の間隔をきちんと基準を

守っていないと期待される

壁倍率が確保できないので注意が必要です。

構造用合板よりコストは上がります。

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台風や地震の横からの力に耐えるための耐力壁

木造住宅は真上からの重さには柱で支えることができますが、 地震の横揺れや台風などの強い横風などの横からの力=水平荷重には非常に弱いというデメリットがあります。これらに抵抗する力をもつ壁を設置するよう建築基準法で義務付けられているのが「耐力壁」です。一般的に面積・階数の大きい建物、重い建物ほど多くの耐力壁が必要です。

建物の耐震を計るものとして、壁倍率というものがあります。筋交いやダイライトなどの合板張りをした壁を『耐力壁』と言い、その耐力壁が建物を『地震の揺れ』に対して働きます。筋交いの太さや片掛けorタスキ掛け、ダイライトなど強くすれば壁倍率が上がります

ダイライト構法は、 室内の壁に耐力壁が少なくてすむので仕切りの変更が簡単にでき、家族構成・ライフスタイルの変化による室内のリフオームがしやすいです。
室内側の間仕切り壁を省いて、広いお部屋は魅力的です。

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新築一戸建ての壁倍率には、バランスが重要!

地震時に建物がねじれて倒壊することを防ぐため、耐力壁は建物の片方に偏ることなく、バランスよく配置されなければなりません。耐力壁は、軸組工法の「筋かい」、あるいは「耐力面材」でつくられます。耐力壁の強度を表す数値を「壁倍率」と呼び、この数値が高いほど強度が高く、大きな水平荷重に耐えることができます。

ローコストメーカーや大手建売でダイライト採用の理由として、
硬い板の上に断熱材を張れるので技術のない職人でもでき、平準化できる。
②筋交いの施工は職人の技術力が要るが、合板張りは技術力がなくてもできる。

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ダイライト工法は、飯田グループのアーネストワンが採用

飯田グループのアーネストワンの「クレイドルガーデン」シリーズは、「ダイライト工法」という工法で「ダイライトボード」という㈱DAIKENの耐力面材を使用しています。

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最近の新築一戸建てで使われる剛床工法(ごうしょうこうほう) とは 

最近大手建売会社でも剛床工法を採用しているところを多く見かけるようになりました。

では、従来の工法と剛床工法はどう違うのかご存知でしょうか?

従来の床工法とは、根太と呼ばれる床板を支えるために渡す角材をいれる根太(ねだ)工法ですが、床下地合板 厚み12㎜を受けるために、部材(根太)をピッチ303mm毎に設ける床組みです。(各業者によってピッチ等違います。)
言い換えると、根太と呼ばれる合板の角材を等間隔に並べて、その上に合板12mmを張っていきます。
一方、剛床工法とは、根太を使用せず、下地の合板を厚くし、 24mm以上にして、 梁に直接留め付ける床組のことです。

剛床工法のメリット

剛床工法には、水平方向に対する力に強く、地震や台風に強いという利点を持っています。
直接、梁材に留めつけることができるから、地震・台風時に発生する水平力に対して強い力が生まれるためです。
大地震が起こると、躯体への損傷や床のズレが起こってしまうことがあるため、床に対策をしておくことは重要です。
また、回転率を強く意識する分譲会社にとっては、従来の工法より必要な材料が少ないため、施工にかかる時間の短縮ができることが大きなメリットとなります。

剛床工法は、 根太を使わない分、床の位置を下げることができます。そのため、天井を高くしたい方や、地震・台風に強い家にしたい方には、おすすめの工法です。

大手建売でよく剛床工法が採用されているのは、大工手間の省略化が図かることができるので、工期短縮が出来るというのが、一番の理由かもしれません。

従来の床工法のメリット

一方、従来の床工法には、躯体の施工精度にかかわらず、床を水平にすることができるという利点があります。
また、床下にも空間ができるので、通気性に優れている工法と言えます。しかし、根太などの部分的な木材が多くなるため、工期が長くなるのがデメリットです
剛床工法の場合、床下地に直接留め付けるため、躯体自体に不具合があれば、どうしても床の傾きに影響が生じてしまうので、慣れている業者の方がよさそうです。

今は、剛床工法が主流です。

今は、剛床工法が主流です。

剛床工法のデメリット

通気性が悪い

剛床工法で作られた床は、従来の工法に比べ、梁に直に貼っていき、 柱・梁・床を一体化してしまうことにより、通気性が悪くなると考えられています。

上階の音が下階に響きやすい


2階部分に施行した場合、 床下が空洞になる工法なので、下の階に足音が響きやすくなります。 太鼓のような構造で成り立っているこの工法は、太鼓現象が起こる可能性があります。

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飯田グループの一建設が、剛床工法を採用

飯田グループの中では、一建設が剛床工法を採用しています。

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